ミネアポリス地区連銀、全職員にコロナワクチン接種を義務付け

［７日　ロイター］ - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は７日、８月末までに同連銀の全職員に新型コロナウイルスワクチンの完全接種を義務付けると発表した。対面での業務再開に備える。

「公共サービスという役割を果たすためには、リモートワークでは対応できないほどの対面での業務が必要だ。しかし、相当数のスタッフが職場に戻った場合、社会的な距離を維持する方法はない。このため、全職員がワクチン接種を受ける必要がある」と述べた。

米連邦準備理事会（ＦＲＢ）全体で統一された方針はない。１２の地区連銀の多くはワクチン接種を強く勧めているが、義務化を発表したのはミネアポリス地区連銀以外にない。