- 2021/07/09 掲載
ECB、「フォワードガイダンス」で合意できず 22日に改めて討議
戦略見直しでは、中期的なインフレ率目標を「2%」に変更したほか、気候変動の問題に一段と配慮することなどを決定した。
会合では、25人で構成される理事会メンバーの多数が、新たな戦略の導入に伴い一段と持続的な金融緩和が求められ、より長期的な景気支援の実施を市場に示すためにも、一段と持続的な金融緩和をフォワードガイダンスに反映させる必要があると主張。これに対し一部の当局者は、戦略見直しと政策決定を混同すべきでなく、こうした場で政策決定を行うべきではないと反論した。
ECBからのコメントは得られていない。
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