- 2021/07/29 掲載
エアバス、通期利益見通しを2倍に引き上げ 上期決算が予想上回る
旅行需要が回復し始めたことが寄与した。ただ新型コロナウイルスワクチン接種率のばらつきや、新型コロナのデルタ株(インド型)の感染拡大により、回復には不透明感が残ると指摘した。
少なくとも566機としていた2021年の納入目標を600機へ引き上げた。通期の営業利益は従来予想の2倍の40億ユーロ(47億ドル)とした。フリーキャッシュフローは20億ユーロの見込み。
ギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は「新型コロナは終わっていない」と述べ慎重な姿勢を維持した。ワクチン接種率は各国で大きく異なり、新たな変異株が表れる可能性もあるとして、回復への道は平たんではないと話した。
エアバスの株価は序盤の取引で一時4.9%上昇し、新型コロナ危機後の最高値を記録した。
スタイフェルのアナリスト、ハリー・ブリーチ氏は利益予想の引き上げについて、納入で利益率の高い「A321ネオ」の比率が上昇していることやコスト削減の進展を反映していると分析した。
第2・四半期の営業利益は20億1000万ユーロ。商業用航空宇宙部門とヘリコプター部門が好調だった。前年同期は12億3000万ユーロの赤字だった。売上高は70%増の141億8000万ユーロとなった。
同社がまとめたアナリストのコンセンサス予想は営業利益が15億9000万ユーロ、売上高は140億ユーロだった。
上半期の営業利益は27億ユーロとこれまでの通年予想を上回った。
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