- 2021/08/06 掲載
FRBの銀行自己資本要件、ゴールドマンとモルガンSが13%台と最大
内訳では、ゴールドマン・サックスが13.4%、モルガン・スタンレーが13.2%と、34行中最も高かった。
FRBが6月に結果を公表したストレステストでは、全23行が十分な資本を保有していると判断。これを受け、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)に伴い導入した自社株買いと配当金支払いの制限を解除した。
各行の自己資本比率は、最低要件の4.5%に将来の経済ショックに備えて銀行に確保を義務付ける、ストレス資本バッファー(SCB)を加算。SCBはHSBCホールディングスの北米事業が7.5%と最も高かった。また、金融システム上重要な役割を果たしている大手行(GSIB)に加算される自己資本比率の上乗せ分は、JPモルガン・チェースが最大3.5%に設定された。
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