- 2021/09/16 掲載
電通グループ、ambrと共同で東京ゲームショウのVR化に基盤システムを提供
5G(第5世代移動通信システム)導入の本格化や、ウィズコロナ・アフターコロナ社会に向けたデジタル活用ニーズの増加を受け、イベントやコミュニケーションにおけるVR活用の注目度が高まっています。
今回、当社グループはambr社の「xambr(クロスアンバー)」という回遊型バーチャル基盤の上に、これまでにイベントがリアルで提供してきた価値「ワクワク感やセレンディピティ」と、オンラインで付加された価値「効率性やリモート参加」の双方を生かしつつ、それらを更に進化させるVRならではの新しい体験や価値を創り上げるVRシステムソリューションを開発しました。さらに、当社グループの強みであるリアルイベントのプロデュースで培ったノウハウや実行力、顧客企業やパートナー企業とのネットワーク、リアル・オンライン・バーチャルを跨いだクリエイティビティーを掛け合わせることで、より没入感が高まる、大型イベントの魅力的なVR化を実現します。主な特長は以下の3つです。
(1)インタラクティブ性の進化
バーチャルならではの会場で出展スペースやコンテンツを、よりインタラクティブに体感できる
〇ブース型からスペース型へ
従来のブース型ではなく、スペース型の出展空間で出展者の世界観を構築。
〇「Grab & Play」の視聴体験
バーチャルならではの「引き寄せ式」ディスプレイによる大画面で、ユーザーにPR動画やブランドを訴求。
(2)同期型コミュニケーションの進化
バーチャルで繋がりを感じながら、離れた場所にいる方々と場所や時間、思い出を共有できる
〇音声チャット・HELLO・Tシャツ機能
音声でのやりとりは勿論、頭上に一言メッセージを表示するHELLO機能、好きなゲームのデザインをアバターが着用可能なTシャツ着替えシステム。
〇ルームIDシステム
友達と待ち合わせをして一緒にまわることが出来るルームIDシステム。
(3)回遊性・参加性の進化
イベント自体にゲーム性を付加し、より回遊・参加を促進するモチベーション設計ができる
〇宝探しやアイテム収集機能
VR空間や出展スペースに配置されたアイテムの収集や、宝探しをすることで回遊性を促進。
〇みんなでつくるモニュメント
ユーザー全員の行動により変化していくモニュメントを設置し、参加性を強化。
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