• 2021/09/17 掲載

マイクロフォーカス、基幹業務システムのモダナイゼーションに向けた製品を発表

マイクロフォーカス

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 マイクロフォーカス合同会社(本社:東京都港区、職務執行者:田島 裕史、以下マイクロフォーカス)は、COBOLとメインフレームシステム向けに柔軟なアプリケーション、プロセス、インフラストラクチャのモダナイゼーションソリューションを提供する「Micro Focus Visual COBOL( https://www.microfocus.co.jp/mfproducts/COBOL/visualcobol/)」および「Micro Focus エンタープライズ製品( https://www.microfocus.co.jp/mfproducts/enterprise/)」の新バージョン7.0を、本日より国内にて販売開始、10月15日より出荷開始することを発表します。

 マイクロフォーカスは、モダナイゼーションとデジタルトランスフォーメーションの取り組みを通じてIT戦略を実現しようとするお客様を支援し、メインフレームや分散環境で稼働するビジネスクリティカルなアプリケーションをモダナイズしてきた40年以上の経験をもとに、Visual COBOLおよびエンタープライズ製品に継続的な投資を行ってきました。今回の最新リリースは、お客様の投資を保護し、新しい環境やインフラを活用しながら、変化するビジネスの期待に応えることができる実証済みの堅牢なソリューションを提供することで、当社のお客様へのコミットメントを強化するものです。これらは、導入オプションの拡張、最新のメインフレームベースシステムを提供するための新しい開発ツールの追加を通じて、開発者に長期間有効なエンタープライズアプリケーションに取り組む新しい方法を提示すると同時にモダナイゼーション戦略の実現を可能にします。

■Visual COBOLおよびエンタープライズ製品7.0の特長と主な機能強化

 お客様が基幹業務システムに行った投資を保護し、従来通りの整合性、品質、性能を維持しながら継続的に稼働させ、これらのシステムを新しいプラットフォームに展開し新技術を活用するための柔軟性を提供します。

 ○7.0の新機能:COBOL開発用のVisual Studio CodeへのIDEアクセスは、アプリケーションの変更をより迅速に行うためのアジャイルな最新の開発ツールを提供するとともに、基幹業務システムを維持する新たな開発者にも扱いやすくなります。

 コードスライシング技術を使用して自動的に抽出できるビジネスプロセスを特定し、RESTAPIを通じて外部への公開や、分散型、メインフレーム、コンテナ、クラウドの各プラットフォームに展開されたマイクロサービスとして提供します。これにより、ビジネス機能を再利用し、アプリケーションを拡張し、継続的にモダナイズします。

 ○7.0の新機能:Micro Focus Fortifyとの統合により、開発者やアプリケーションセキュリティの専門家がコードの脆弱性を迅速にスキャンし、Micro Focus COBOLとメインフレームベースのアプリケーションの両方にわたりCOBOL言語を独自にサポートします。

 互換性を保ちながらメインフレームのCOBOLとPL/Iアプリケーションのクラウドへの移行を可能にし、基幹業務機能を維持しつつ、変更を最小限に抑えリスクを低減します。拡張性と保守性により、アプリケーションとデータを低コストのコモディティ・クラウドインフラストラクチャ上で弾力的にスケールアウトさせることができ、メインフレームで見られるレベルと同等以上の信頼性と継続的な運用を維持します。

〇7.の新機能:クラウドプラットフォームにスケールアウトする際に、可用性の高い共有データのサポートが拡張され、メインフレームデータをOracle (カタログ、VSAM、およびスプールファイルを含む)でホスティングできるようになりました。パフォーマンスおよび高可用クラスタで企業サーバをスケーリングする際のRedisの代替として、Oracle Coherenceサポートのプレビューも含まれています。

〇7.の新機能:Enterprise Server内部パスワードVaultシステムのセキュリティが強化され、Hashicorpの使用がサポートされるようになりました。また、本番データファイルを管理する際のData File Editorのセキュリティと操作性が向上しました。

 今日のビジネス環境におけるニーズの変化に適応するには、アプリケーションのモダナイゼーションを継続的に進化させる必要があります。デジタルトランスフォーメーションには、成果の向上と価値実現までの時間の短縮を目的とした柔軟で適応性の高い戦略が求められます。マイクロフォーカスは「モダナイゼーション成熟度モデル」によって、お客様がコスト、リスク、スピードの間で適切なバランスを見極めながら、現在のIT資産と将来のビジネス戦略を迅速にマッピングすることを支援し続けています。

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