- 2021/10/01 掲載
米連邦地裁、Wファーゴの訴え退け 株主訴訟で
同行は2018年以降、米連邦準備理事会(FRB)などとの同意審決の下で企業統治の改善に取り組んでいる。
訴訟を起こした株主によると、規制当局は同行の進展状況について「不十分」「受け入れられない」との認識を示していたが、同行の関係者は、テレビインタビュー、アナリストとの電話会議、議会証言などで、状況が改善しているかのような発言をしていた。
連邦地裁は、ティム・スローン元最高経営責任者(CEO)を含め、一部の同行関係者が「意図的もしくは軽率に誤った発言や誤解を招く発言」を行っていたとの判断を示した。
株主によると、実情が次第に明らかになっていった2020年3月までの2年間で、同行の株式時価総額は540億ドル以上減少した。
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