- 2021/11/23 掲載
トルコ通貨、最安値更新=大統領の中銀介入を警戒
【イスタンブール時事】23日の外国為替市場で、トルコ通貨リラが売り込まれ、対ドル相場は一時、前日比約8%安の1ドル=12リラ台と、最安値を更新した。エルドアン大統領が、インフレが高進する中で利下げの正当性を改めて主張。中央銀行が担う金融政策への介入警戒感が強まった。米長期金利の上昇もリラ売りの加速につながった。
エルドアン氏は22日の演説で「高金利で通貨安が進む悪循環ではなく、投資や生産、雇用に着目した経済政策が必要だ」と強調。中銀による追加利下げが適切との考えを示した。
【時事通信社】
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