- 2021/11/29 掲載
東京株、一時400円超安=新変異株への警戒強く
29日午前の東京株式市場は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大で経済活動が再び停滞することへの警戒感から、幅広い銘柄が売られた。日経平均株価は前週末終値比413円66銭安の2万8337円96銭で始まり、その後は下げ幅がやや縮小した。
日経平均は前週末、オミクロン株への懸念で700円超下落。週明けの取引でも、旅行需要の減少懸念から航空株が大きく値を下げ、原油など資源価格の急落で石油関連銘柄や商社株も売られた。円高の進行で輸出関連銘柄もさえない。
市場からは「海外勢が本格的に参加して売りを出せば株価が一層落ち込む可能性がある」(大手証券)との声が聞かれた。
【時事通信社】 〔写真説明〕大幅に下落して始まった週明けの日経平均株価を示すボード=29日午前、東京都中央区
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR