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  • 2021/12/01

米国株式市場=下落、テーパリング加速や変異株巡る懸念で

ロイター

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[30日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価3指数が軒並み下落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が次回の政策会合で大規模な債券買い入れプログラムの縮小加速を検討する可能性を示唆し、新型コロナウイルスの新たな変異株を巡り神経質になっている市場がさらに圧迫された。

パウエル議長は上院銀行委員会での証言で、インフレの高まりが「一過性」という表現について、現在の高水準にあるインフレ率を説明する上でもはや正確でないとし、2週間後に開かれる次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で債券買い入れプログラムの縮小加速を検討すべきと述べた。

ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式トレーディング部門マネジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「パウエル議長の発言はテーパリング(量的緩和の縮小)のタイミングを巡る市場の見方に混乱を生じさせ、リスクオフムードが広がった」と述べ、新たな変異株のオミクロン株を巡る懸念もあると指摘した。

パウエル議長の発言を受け、一部の投資家の間では利上げが前倒しされるとの観測も高まった。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ投資ストラテジスト、マーク・ルスキーニ氏は「きょうの株価下落の主因はテーパリング加速に関するパウエル議長の発言だ。テーパリングの加速は当然、来年に利上げが前倒しされるという見方につながる」と語った。

この日は幅広い銘柄に売りが出て、S&P主要11セクターは全て下落。通信サービスが下げを主導した。原油価格の下落を背景にエネルギーも下げが目立った。

ビオンテックは、同社とファイザーが共同開発した新型コロナワクチンについて、オミクロン株に対して重症化を防ぐ効果が高いとみられるとしている。

一方、モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)はフィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、オミクロン株へのワクチンの効果はデルタ株と比べて低下する恐れがあると指摘した。

これを受けてモデルナの株価は下落。リジェネロン・ファーマシューティカルズも値下がりした。同社も、自社開発の新型コロナ抗体カクテル療法や同種の療法について、オミクロン株に対する効果が低下する可能性があると明らかにした。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 34483.72 -652.22 -1.86 35056.99 35056.99 34424.44

前営業日終値 35135.94

ナスダック総合 15537.69 -245.14 -1.55 15716.50 15828.20 15451.39

前営業日終値 15782.83

S&P総合500種 4567.00 -88.27 -1.90 4640.25 4646.02 4560.00

前営業日終値 4655.27

ダウ輸送株20種 15843.15 -518.86 -3.17

ダウ公共株15種 893.56 -27.01 -2.93

フィラデルフィア半導体 3833.22 -77.32 -1.98

VIX指数 27.19 +4.23 +18.42

S&P一般消費財 1615.83 -23.26 -1.42

S&P素材 530.68 -13.51 -2.48

S&P工業 850.54 -22.27 -2.55

S&P主要消費財 731.76 -20.57 -2.73

S&P金融 630.37 -15.57 -2.41

S&P不動産 295.94 -6.40 -2.12

S&Pエネルギー 410.70 -10.52 -2.50

S&Pヘルスケア 1510.45 -29.70 -1.93

S&P通信サービス 260.90 -8.06 -3.00

S&P情報技術 2956.85 -28.56 -0.96

S&P公益事業 332.59 -10.01 -2.92

NYSE出来高 21.78億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 27675 + 205 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 27675 + 205 大阪比

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