- 2021/12/01 掲載
年2.8%減に縮小=7~9月期GDP改定値―民間予測
民間シンクタンク10社による2021年7~9月期実質GDP(国内総生産)改定値の予測が1日、出そろった。平均値は年率換算で前期比2.8%減と速報値(3.0%減)からマイナス幅が小幅縮小すると見込んだ。財務省が同日発表した7~9月期法人企業統計調査の結果を受け、設備投資の落ち込みが小さくなると想定した。GDP改定値は8日に内閣府が公表する。
設備投資の予想平均は、前期比3.4%減と速報値(3.8%減)から上方修正。一方、公共投資は2.4%減と速報値(1.5%減)から下振れを見込む。
法人企業統計では、金融機関を除く全産業の設備投資額が前年同期比1.2%増の10兆9276億円。伸び率は4~6月期(5.3%増)から鈍化したが、2期連続のプラスだった。
【時事通信社】
PR
PR
PR