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  • 2021/12/03

男女間の賃金格差是正に焦点=22年春闘で芳野連合会長

時事通信社

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労働組合の中央組織、連合の芳野友子会長は2日までにインタビューに応じ、2022年春闘について、企業規模や雇用形態の違いによる賃金の格差とともに、「男女間格差(の是正)も焦点にしていく」と述べた。

芳野氏は「制度上は男女(の賃金表は)一緒だが、結果的に差があるのはなぜなのか」と語り、傘下の労働組合とともに男女間格差の実態把握を進め、問題点の改善に努めていく方針を示した。

10月に連合初の女性会長に就いた。初めて指揮を執る22年春闘では、ベースアップ分2%程度と定期昇給相当分を合わせ「4%程度」を賃上げ要求の目安に設定。経営側との話し合いで決める企業内最低賃金の目標は、前年の要求水準を50円上回る時給1150円とし、女性が7割を占める非正規労働者と正規の間に横たわる雇用形態間の賃金格差是正を目指す。

芳野氏は、取引先の大企業からの値下げ要求で人件費が削られがちな中小企業について、「きちんと価格に転嫁でき、賃金も上げることができれば、雇用形態間だけでなく企業規模間(の)格差(是正)にもつながっていく」と指摘。「これは中小企業の経営者も望んでおり、労使が一緒にできることだ」と意欲を示した。

コロナ禍の影響が業種によって分かれる中での春闘について、「日本全体への(賃上げ)波及効果を狙い、連合(傘下労組)が(同じ時期に労使交渉を)一致団結して闘うことに意義がある」とアピール。組合員以外に労組の活動を知ってもらう取り組みも強化していく。就任後に多くの女性から激励を受けたといい、「『女じゃだめだ』と言われないようにしないと(いけない)」と強調、成果を着実に挙げて期待に応えていく強い決意を見せた。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える連合の芳野友子会長=11月24日、東京都千代田区

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