- 2021/12/29 掲載
米国株式市場=S&P小反落、オミクロン株の影響注視
米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナに感染した無症状の国民に対する隔離推奨期間を従来の10日間から5日間に短縮した。
これを受け、米航空会社の米国発着便および国内便の欠航や、米アップルのニューヨーク市内店舗休業などを巡る懸念が和らぎ、株価指数は月間では上昇する見通し。
CFRAリサーチの最高投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「今週は休暇の影響で商いが薄く、日々の相場変動が誇張される可能性が高い」と述べた。
業種別ではS&P500の主要11セクターのうち7セクターが上昇。情報技術や通信サービスは下落した。
ボーイングは1.46%高。インドネシア政府が737MAXの運航再開を承認した。
CFRAリサーチのストーバル氏は「投資家はここ3日間の上昇を消化しているが、オミクロン株が市場にどう影響するかといった懸念がある」とし、「その影響でサンタクロースラリーが帳消しになるだろうか。来年は米連邦準備理事会(FRB)の利上げが壁になるだろうか」と問いかけた。
米取引所の合算出来高は75億5000万株。直近20営業日の平均は115億6000万株。
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.04対1の比率で上回った。ナスダックでも1.88対1で値下がり銘柄数が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 36398.21 +95.83 +0.26 36302.99 36527.26 36302.99
前営業日終値 36302.38
ナスダック総合 15781.72 -89.54 -0.56 15895.20 15901.47 15757.07
前営業日終値 15871.26
S&P総合500種 4786.35 -4.84 -0.10 4795.49 4807.02 4780.04
前営業日終値 4791.19
ダウ輸送株20種 16390.95 +2.26 +0.01
ダウ公共株15種 969.12 +8.30 +0.86
フィラデルフィア半導体 3992.19 -47.32 -1.17
VIX指数 17.54 -0.14 -0.79
S&P一般消費財 1619.34 +1.89 +0.12
S&P素材 566.63 +3.13 +0.56
S&P工業 893.07 +4.54 +0.51
S&P主要消費財 798.18 +4.96 +0.62
S&P金融 653.01 +0.31 +0.05
S&P不動産 320.97 +1.37 +0.43
S&Pエネルギー 427.25 -0.49 -0.11
S&Pヘルスケア 1637.97 -4.62 -0.28
S&P通信サービス 271.28 -0.78 -0.29
S&P情報技術 3089.10 -18.36 -0.59
S&P公益事業 359.45 +3.32 +0.93
NYSE出来高 6.03億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 29020 + 80 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 28965 + 25 大阪比
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