- 2022/01/01 掲載
スイス中銀、第3四半期の市場介入低調
前期(第2・四半期)は54億4000万フラン、前年同期(2020年第3・四半期)は109億7000万フラン。これらと比べて減少していることで、スイスフラン相場の上昇が続いたにもかかわらず、中銀は外国為替市場への介入を縮小したとみられる。
第3・四半期にスイスフランは対ユーロで1.6%上昇。その後も安全資産に資金が流れる動きの中、上昇が続いた。
J・サフラ・サラシンのエコノミスト、カーステン・ジュニウス氏は「中銀は第3・四半期に為替相場についてそれほど懸念していなかったため、介入の手綱を緩めた可能性がある」と指摘。ただ「第4・四半期はスイスフランは対ユーロで5%上昇した」とし、「第4・四半期はより活発に介入していたはずだ」との見方を示した。
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