- 2022/01/03 掲載
中国恒大株、取引停止=香港市場
【北京時事】香港証券取引所は3日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手・中国恒大集団の要請を受け、同社株の取引を停止した。恒大は理由を明らかにしていないが、巨額債務問題などをめぐり何らかの動きがあった可能性もある。
恒大は日本時間の先月29日に期日を迎えたドル建て社債の利払いができなかったと伝えられる。30日間の猶予期間内に支払えなければ、この社債はデフォルト(債務不履行)となる。
同社は先月上旬に猶予期限が切れた子会社発行の社債の利払いも滞っているとされ、格付け大手のフィッチ・レーティングスとS&Pグローバル・レーティングは恒大が部分的なデフォルトに陥ったと認定している。
【時事通信社】 〔写真説明〕上海にある中国不動産開発大手の中国恒大集団のビル=2021年10月(EPA時事)
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