• 2022/01/04 掲載

21年の世界M&A初の5兆ドル超え、PEやSPACが存在感

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[31日 ロイター] - 2021年のM&A(合併・買収)は低金利環境や株高を背景に記録的な規模に膨らんだ。

ディールロジックによると、21年の世界のM&A総額は初めて5兆ドルを超え、07年の最高記録(4兆5500億ドル)を大幅に更新した。リフィニティブによると、M&A総額は5兆8000億ドルで前年から64%増加した。

件数は6万2193件で前年を24%上回った。

投資銀行関係者は、22年は金利上昇が見込まれるものの、M&A市場は活況が続くと予想した。

国・地域別では、米国が2兆5000億ドルと全体の半分近くを占めた。バイデン政権になって独占禁止面の環境が厳しくなったにもかかわらず倍増した。

最大の案件はAT&Tのメディア部門とディスカバリーの統合で430億ドル。

このほか上位には、メドライン・インダストリーズの340億ドルのLBO(買収先の資産を担保にした借り入れによる買収)、カナディアン・パシフィック・レールウェイのカンザスシティー・サザン買収(310億ドル)、ゼネラル・エレクトリック(GE)やジョンソンエンドジョンソン(J&J)の会社分割がある。

グラント・ソーントンのM&A仲介・助言担当者への調査によると、規制や新型コロナウイルス禍に起因する試練があるものの、M&A規模は拡大するとの見方が3分の2以上を占めた。

セクター別では、テクノロジー、金融、製造業、エネルギー、電力が大半を占めた。リフィニティブによると、プライベートエクイティ(PE)関連の案件は倍以上に増え初めて1兆ドルを超えた。

年後半にペースが落ちたもののSPAC(特別買収目的会社)関連の案件は全体の約10%を占めた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます