- 2022/01/14 掲載
全トヨタ労連、ベア目安示さず=2年連続、一時金は年5カ月以上―22年春闘
トヨタ自動車グループの労働組合で構成する全トヨタ労働組合連合会は14日、浜松市で中央委員会を開き、2022年春闘の要求方針を決定した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)に相当する「改善分」を要求するが、21年春闘と同様に目安となる要求額は掲げない。年間一時金は前年と同じ5カ月以上とした。
ベア水準を示さないのは2年連続となる。記者会見した鶴岡光行会長は「各労組が職場課題を積み上げた要求案にすることで(賃金)格差が縮まっていく土台ができてきている」と説明。労連側が要求額を明示するよりも、各労組がそれぞれの事業環境や賃金水準を考慮して主体的に検討することが望ましいとの考えを示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する全トヨタ労働組合連合会の鶴岡光行会長=14日、浜松市
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