- 2022/01/17 掲載
業務用空調に施工不良=パネル宙づりの恐れ―三菱電機
三菱電機は17日、国内向け業務用空調室内機のオプション品で不良があり、天井に設置されている空調部品のパネルが宙づりになる恐れがあるとして、部品交換を実施すると発表した。対象機種は計368台。同社は「多大なるご迷惑とご心配をお掛けすることを深くおわび申し上げる」とコメントしている。
対象となるのは、形名が「CMP―P112ALWHG2」と「CMP―P140SKG1」の自動昇降パネル。パネルを保持している4本の金属ワイヤに施工不良があり、2014~21年にワイヤが脱落する事象が8件あった。うち2件は複数本脱落してパネルが宙づりになった。
事故の恐れは低いと判断して個別交換で対応していたが、品質不正が相次いでいることなどを考慮し、全てで部品を交換する。今後は同社が設置した外部弁護士らによる調査委員会の調査対象とし、不正の有無などを検証する。
【時事通信社】
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