［東京　２８日　ロイター］ - 中部電力は２８日、２０２２年３月期の連結純損益見通しを４５０億円の赤字に下方修正した。従来は２５０億円の黒字を見込んでいた。

燃料価格の高騰による期ずれ差損の拡大に加え、卸電力取引市場の価格高騰に伴い、電源調達コストが増加した。

連結経常損益予想も４５０億円の黒字から５００億円の赤字に修正した。

四国電力も、通期連結純損益見通しを４５億円の黒字から６０億円の赤字に修正した。燃料価格高騰のほか、伊方原発３号機の運転再開時期が遅れたことも影響した。