- 2022/01/28 掲載
元郵便局員、2.9億円詐取=「書き損じ」交換枚数水増し
日本郵便東京支社は28日、立川郵便局(立川市)に勤務していた50代の元総括課長の男性が切手など約2億9000万円相当を詐取したと発表した。書き損じはがきの交換枚数を水増しして請求し、切手などを払い出させていた。同社は、元課長を27日付で懲戒解雇した。
元課長は2016年4月から21年9月にかけ、大口顧客から書き損じはがきの交換請求を受けた際、枚数を水増しする手口で着服を繰り返した。本来複数人で実施すべき確認作業を怠っていた。元課長に関する不審な情報が寄せられ、社内調査の結果、判明した。
元課長は詐取した切手を換金し、株式投資に充てていたという。11~18年ごろにかけ、顧客から手数料として受け取った切手約6000万円相当を横領した疑いもあり、調査している。
【時事通信社】 〔写真説明〕郵便ポスト
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