- 2022/01/28 掲載
バター輸入枠20%減=コロナ禍、在庫高水準―22年度
農林水産省は28日、2022年度のバター輸入枠を前年度比20%減の7600トンにすると発表した。コロナ禍に伴う消費低迷で、在庫が高く積み上がっており、世界貿易機関(WTO)協定で定めた最低量にとどめる。
生乳や乳製品は年末年始に大量廃棄される恐れがあったが、保存の利くバターや脱脂粉乳の生産へ振り向けるなどして回避した。昨年12月時点でバターの在庫は前年同月比5.8%、脱脂粉乳は15.0%それぞれ増加。脱脂粉乳の輸入枠は750トンに据え置いた。
【時事通信社】 〔写真説明〕農林水産省=東京都千代田区
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