みずほＦＧ、4―12月期純利益は35％増　通期予想は据え置き

［東京　２日　ロイター］ - みずほフィナンシャルグループが２日発表した２０２１年４―１２月期の連結純利益は、前年同期比３５．０％増の４７８６億円だった。顧客部門が堅調に推移したほか、退職給付信託返還益や税効果による特殊要因などで、通期予想に対する進捗率は９０％となった。

連結粗利益は４．６％増の１兆６９５４億円、本業のもうけを示す連結業務純益は１１．８％増の６８０７億円だった。一方、与信関係費用は４９７億円増の１４７９億円を計上した。

通期純利益予想は５３００億円で据え置いた。ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１２人による予想平均値は５８２３億円となっている。