日本郵船、通期純利益9300億円に上方修正　年間配当1200円に

［東京　３日　ロイター］ - 日本郵船は３日、２２年３月期の連結純利益見通しを９３００億円に上方修正した。従来予想は７１００億円だった。

旺盛な貨物需要を受け市況が好調で、定期船事業では持ち分法適用会社であるＯＣＥＡＮ　ＮＥＴＷＯＲＫ　ＥＸＰＲＥＳＳの業績が想定を上回った。航空運送事業や不定期専用船事業も堅調だった。

通期営業利益見通しも２２００億円から２６５０億円に上方修正、期末配当も従来予想の６００円から４００円増配の１０００円とし、年間で１２００円とする。

ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１１人のコンセンサス予想では、２２年３月期通期の連結営業利益の平均値は２１４３億円だった。