• 2022/02/03 掲載

午後3時のドルは114円半ばで小動き、ECB理事会を控え様子見

ロイター

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[東京 3日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(114.44/47円)から小幅にドル高/円安の114.51/53円で推移している。今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会や英中銀の金融政策会合を控えて様子見ムードが広がり、114円半ばで小動きとなった。

時間外取引の米株先物や日経平均株価の下落を背景にリスク回避の円買いがみられたものの、「114.35円付近では押し目買いが見られたほか、実需によるドル買いフローも出たとみられ、ドル円はそこまで大きく下がらなかった」(外為アナリスト)との声が聞かれた。

ユーロ/ドルは1.1298/02ドル付近。今晩のECB理事会では、インフレ率に関する認識に注目が集まっている。

前日発表された1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年比上昇率が5.1%となり、過去最大だった12月(5%)を上回った。市場では「インフレ見通しの上振れリスクについてトーンが強まれば、利上げ前倒し期待が高まりやすい」(国内証券)とみられ、ユーロは上昇する可能性がある。

ただ一方で、「実際にECBがどこまでタカ派シフトするかは分からず、マーケットが肩透かしをくらう可能性もある」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー、浪岡宏氏)との声も聞かれる。仮に、ECBのハト派スタンスが維持されれば、ユーロ売りにつながるリスクもあるという。

ポンド/円は155.19/23円付近。英中銀の金融政策会合では25bpの追加利上げが予想されている。「今会合でタカ派的な内容が示されれば、連続利上げをめぐる思惑から、ポンドに買いが集まる可能性がある」(外為アナリスト)との見方が出ている。

ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 114.51/53 1.1298/02 129.40/44

午前9時現在 114.37/39 1.1297/01 129.22/26

NY午後5時 114.44/47 1.1303/07 129.35/39

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