- 2022/02/03 掲載
ING、第4四半期は27%増益 手数料収入と融資が拡大
手数料収入と融資が拡大した。リフィニティブがまとめた市場予想の14億7000万ユーロは下回った。前年同期の実績は10億5000万ユーロだった。
貸倒引当金は2億0800万ユーロから3億5600万ユーロに増加。物価と金利の上昇で住宅ローンの返済能力が低下する可能性があるとしている。
ただ「新型コロナウイルスの流行が世界経済に悪影響を及ぼしているが、当行のポートフォリオはデフォルト(債務不履行)が限定的だ」とも指摘した。
純利ざやは1.37%と、前年同期の1.41%からやや縮小した。低金利が圧迫要因となっている。
手数料収入は20%増の9億2500万ユーロだった。決済、投資商品など、リテール顧客の手数料収入が増えた。
顧客向けの融資は4.8%(134億ユーロ)増の6320億ユーロ。ホールセールバンキングが好調だったほか、ドイツの顧客向けの住宅ローンが増えた。
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