- 2022/02/03 掲載
社外取の検討委、設置せず=セブン&アイ、米ファンドに回答
セブン&アイ・ホールディングスは3日、株主の米ファンド、バリューアクト・キャピタルが求めていた社外取締役による「戦略検討委員会」の設置は必要ないとの方針を発表した。現在の取締役会が、その役割を果たしているためだという。
バリューアクトは1月下旬にセブン&アイに送った書簡で、コンビニエンスストア事業に経営資源を集中させるため、他の事業の売却などを検討する委員会の設置を提案していた。これに対し、セブン&アイは「社外取締役を含めて十分な議論を行った上で意思決定している」と強調した。
一方、社外取締役が株主と対話するよう提案されたことについては、これまでも機会を設けるなど実績があると主張。その上で、「機会を増やすことも検討する」と表明した。
【時事通信社】 〔写真説明〕セブン&アイ・ホールディングス
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