１月のビール類販売、３社増＝飲食店向け持ち直し

ビール大手４社が１０日発表した１月のビール系飲料（ビール、発泡酒、第三のビール）販売実績は、アサヒビールなど３社が前年を上回った。飲食店向けの業務用ビールが持ち直した。

昨年は緊急事態宣言により店での酒の提供が厳しく制限されたが、今年はまん延防止等重点措置にとどまっており、４社そろって業務用が回復。家庭用ビールも商品刷新などでおおむね堅調だった。各社の増減幅は、数量ベースで公表するサントリービールが前年同月比９％増、サッポロビールが６％増。キリンビールは４％減だった。金額ベースのアサヒビールは１４％増となった。

【時事通信社】