中国当局、独アウディ・ＦＡＷ合弁のＥＶ工場建設を認可

［上海　１５日　ロイター］ - 独フォルクスワーゲン（ＶＷ）傘下のアウディは、中国第一汽車集団（ＦＡＷ）と計画する電気自動車（ＥＶ）合弁会社について、中国当局から工場建設の認可を得た。

吉林省の当局によると、長春市で工場建設が４月に開始する予定。アウディとＦＡＷが総額２０９億３０００万元（３２億９０００万ドル）投資する見通し。

２０２４年１２月に稼働する見込みで、年間生産能力は１５万台になるという。アウディの「e-tron」など３モデルを生産する計画だ。

アウディは昨年１１月、工場建設で当局の認可が遅れており計画がずれ込んでいると明らかにしていた。

同社は上海汽車集団（ＳＡＩＣ）との合弁生産も予定しており、２０２５年までに中国で販売する車の３分の１を電動化する計画だ。