中国、利下げ見送り＝貸出金利据え置く

【北京時事】中国人民銀行（中央銀行）は２１日、事実上の政策金利である最優遇貸出金利（ＬＰＲ）１年物を３．７０％に据え置いたと発表した。景気下支えのために過去２カ月連続で実施した利下げは見送った。

人民銀は景気減速懸念の高まりを受け、昨年１２月にＬＰＲを１年８カ月ぶりに０．０５％、今年１月にも０．１０％、それぞれ引き下げた。今回の据え置きには、金融緩和の効果を見極める狙いもあるとみられる。

【時事通信社】