- 2022/02/23 掲載
英バークレイズ、21年は過去最高益 株主還元25億ポンド
税引き前利益は84億ポンド(約114億2000万ドル)とアナリスト予想を上回り、前年の31億ポンドからほぼ3倍となった。不良債権処理費用が大幅に減少したほか、投資銀行部門が引き続き好調だった。
バークレイズは10億ポンドの自社株買いを実施し、1株当たり0.04ポンドの配当を支払うとした。
投資銀行部門の利益は過去最高の58億ポンドとなった。市場関連収入が16%減少したが、助言手数料が34%増加した。
また景気見通しの改善により、貸倒引当金7億ポンドを戻し入れたことも利益を押し上げた。
今年は従業員の給与上昇などにより、調整後費用が120億ポンドを超えるとの見通しを示した。2021年のボーナス総額は23%増の19億ポンドだった。
トゥシャー・モルツァリア最高財務責任者(CFO)が引退し、後任にアンナ・クロス氏が就く人事も発表した。同行で初の女性CFOとなる。
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