- 2022/03/02 掲載
日航、欧州便で共同運航停止=飛行禁止受け、3路線対象
日本航空は2日、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)など欧州の一部航空会社とコードシェア(共同運航)を行う3路線について、単独運航に切り替えたと明らかにした。欧州各国の航空機がロシア領空の飛行を禁じられる中、「確実な運航を維持するため」と説明している。
単独運航に切り替えたのはBAやフィンランド航空との共同運航となる羽田―ロンドン便、羽田―ヘルシンキ便、成田―フランクフルト便の3路線で、期間は3月26日まで。両社から既に購入した顧客の座席は日航に振り替えられるため、支障なく搭乗できるという。
コードシェアは相手先の航空会社からも席を購入できる仕組みで、便名には双方の社名が表示される。英国やドイツなどはウクライナ侵攻の制裁として、ロシア機による自国領空の通過を禁止。ロシアも同様の対抗措置を打ち出し、欧州と日本を結ぶ便に影響が出ている。
【時事通信社】
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