第4四半期伊ＧＤＰ改定値、前期比0.6％増　内需が好調

［４日　ロイター］ - イタリア国家統計局（ＩＳＴＡＴ）が４日発表した第４・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）改定値は、好調な内需を背景に前期比０．６％増となった。

速報値から改定はなかった。前年同期比では６．２％増と速報値の６．４％から下方改定された。

投資が２．８％増、政府支出は０．７％増と好調だった。

輸入が前期比４．２％増加する一方で、輸出は振るわなかった。

前期比のＧＤＰ伸び率に最も大きく寄与したのは在庫の積み増しで、１．１ポイント押し上げた。

第３・四半期の成長率は前期比２．６％から２．５％へ、前年比４．０％から３．９％へそれぞれ改定された。

２０２１年通年のＧＤＰ（営業日数調整前）は６．６％増だった。