資産運用支援で連携＝ａｕカブコム証、三菱ＵＦＪ銀

インターネット専業のａｕカブコム証券が、三菱ＵＦＪ銀行と顧客の資産運用支援で連携することが２５日、分かった。第１弾として、同行のスマートフォン向けサービスを通じて投資信託の積み立てを行う顧客に対し、ローソンなどで使える共通ポイント「Ｐｏｎｔａ（ポンタ）」を還元するキャンペーンを行う。ａｕカブコムは大株主のＫＤＤＩグループとともに、同行との関係を強化し、若年層を中心とした顧客基盤を拡大したい考え。近く発表する。

キャンペーンでは２８日から５月末の間、資産形成を支援する三菱ＵＦＪ銀のスマホ向け「マネーキャンバス」に登録し、ａｕカブコムで口座開設した顧客にポンタ１０００ポイント（１０００円相当）を付与。ＫＤＤＩのクレジットカード決済による投信積み立て運用や同行からａｕカブコム口座への振り替えなどをした場合は積立額の最大５％を還元する。

ａｕカブコムがＫＤＤＩと行う別の特典サービスと合わせれば、還元率は最大１０％となる。

【時事通信社】