• 2022/03/26 掲載

春のブリ、熊野灘産が人気=寒ブリに劣らぬ上質魚も

時事通信社

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


春を迎えた紀伊半島沿岸の熊野灘で、天然ブリの水揚げが活発化している。全国各地の魚市場に入荷しており、寒ブリに匹敵する脂乗りの良さなどが注目され、量販店などが特売品として売り込んでいる。

ブリと言えば真冬の日本海で取れる寒ブリが有名だが、熊野灘では毎年、桜の開花時期になると定置網でブリが多く漁獲されている。地元では「桜ブリ」などとも呼ばれ、古くから親しまれている。

主産地の三重県では今年、3月下旬から本格的な水揚げがスタート。三重県漁業協同組合連合会によると、3月20日以降の県内主要港の水揚げは25日現在、8キロ前後の大型魚を中心に6万匹以上。豊漁だった前年をやや上回っている。

この時期の三重産ブリは、品質の良さも特徴で「脂が程よく乗って食べやすい」と東京都杉並区の鮮魚専門店。ブリを「市の魚」に制定している三重県尾鷲市の調査では、脂肪含有率が冬の魚に劣らない15%以上で、中にはクロマグロのトロに並ぶ30%近い上質魚もあったという。

東京・豊洲市場(江東区)の3月下旬の卸値は1キロ当たり600円前後でほぼ前年並み。首都圏の百貨店では、3~4人分の刺し身用のさく1個が1000円前後。1月半ばごろに流通していた日本海産寒ブリのほぼ半値以下で売られている。

なお、尾鷲市では、市のホームページで漁獲現場の動画のほか、レシピや郷土料理なども紹介して春のブリをアピールしている。

【時事通信社】 〔写真説明〕春になると水揚げが増えてくる熊野灘産の天然ブリ=24日、東京都江東区 〔写真説明〕身質の評価が高い熊野灘産の天然ブリの刺し身=22日、東京都江東区

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます