• 2022/03/30 掲載

自動車の2月世界生産は日産など3社が減少、トヨタやホンダは増加

ロイター

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[東京 30日 ロイター] - 国内自動車メーカー8社が30日発表した2022年2月の世界生産は、日産自動車など3社が前年同月を下回った。半導体不足などによる減産が響いた。新型コロナウイルス感染拡大による工場停止の影響が大きかった前年の反動もあったトヨタ自動車やホンダなどの5社は前年同月を上回った。

日産は7.8%減で、このうち国内は11.4%減、海外も7.0%減少した。マツダは9.8%減だった。SUBARUは23.6%減だった。仕入れ先の新型コロナ感染拡大による操業停止と半導体など部品不足の影響により、群馬製作所のライン全てを2月に6日間停止した。このため、国内生産は前年同月に比べて3割程度落ち込んだ。

トヨタ(トヨタ車とレクサス車)は10.9%増と2カ月ぶりに増加。半導体不足による減産は続いているが、海外生産は15.0%増で2月として過去最高だったほか、国内生産も3.8%増となった。1月にコロナの影響による稼働停止で使い残した半導体を活用した中国での生産は56%超伸びた。北米はコロナ感染拡大に伴う部品不足の影響で4.9%減だった。 傘下のダイハツ工業の世界生産は10.2%増だった。

トヨタは、3月の世界生産について、単月として過去最高の約95万台と計画しているが、実現できるかどうかは不透明となっている。半導体不足は依然として続いているほか、同月16日に発生した東北での地震で仕入れ先が被災して部品調達ができなくなり、3万台の生産に影響が出ている。

ホンダは8.1%増だった。国内生産は23.7%伸びた。一部で半導体不足の影響は続いているものの、半導体不足で工場を5日間操業を停止した前年同月に比べれば、影響は軽微となった。海外生産も5.4%増だった。

スズキは1.4%増だった。部品不足による生産調整はあったものの、半導体不足や福島県沖地震による部品不足の影響が大きかった前年の反動が出た。

三菱自動車は1.8%増だった。一部の条件下でエアバッグの性能が十分に発揮されない恐れがあるとして昨年12月から停止していた軽自動車の生産を2月11日から再開している。

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