- 2022/04/21 掲載
金融システムへ影響限定的=ウクライナ情勢、先行きは不確実性―日銀
日銀は21日、半年に一度まとめる金融システムリポートを公表した。ウクライナ情勢が国内の金融システムに与える影響について「現時点では限定的」と分析。ただ、先行きには大きな不確実性があり、「影響が波及する可能性も考えられる」として、金融機関は融資先企業や金融市場の動向などに十分な注意が必要だと強調した。
日銀は、国内金融機関のロシア向け与信残高が海外全体に占める割合は0.3%にとどまると指摘。ロシア関連の債券・株式の保有も限られるほか、邦銀のロシア現地法人の資金繰りにも特段の問題は起きていないとして、現時点で直接の影響は限られるとの見解を示した。
【時事通信社】
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