- 2022/05/12 掲載
銀行・信金の貸出平残、4月は前年比+0.9% 過去最高を更新
都銀等の貸出平残が0.1%増と11カ月ぶりにプラス転換したほか、地銀・第二地銀が1.9%増と前月からプラス幅を拡大した。地銀・第二地銀の残高は274兆8459億円で過去最高となった。
大手銀の貸し出しは2020年4月以降にコロナ関連融資で大きく伸びたが、その反動もあって21年度にかけて貸し出しの伸びは縮小していた。4月は前年の反動要因が一巡した。日銀の担当者は「企業の資金繰り自体は引き続き落ち着いている」と説明している。
一方、信金は0.1%減と2013年7月以来となるマイナスに転換した。
4月の預金平残は都銀・地銀・第二地銀の3業態と信金の合計で1013兆3065億円。前年比2.9%増となった。
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