- 2022/05/19 掲載
ジュリアス・ベア、新たな中期目標設定 税引前利益率28─31bpに
25年までに調整後コスト/インカムレシオを64%未満、調整後税引前利益率を28─31ベーシスポイント(bp)とする目標を掲げた。
従来の目標では、22年までにコスト/インカムレシオを67%未満、税引前利益率を25─28bpにするとしていた。
ただ、CET1資本に対する調整後リターンについては少なくとも30%を目標とし、現在の30%超という目標からほとんど変わらなかった。
1─4月は特にアジアで顧客のデレバレッジが進んだものの、仲介手数料と金融商品からの収入は改善した。
ジュリアス・ベアは「金融市場の低迷と顧客ポートフォリオのリスク回避が運用資産に影響を与えたものの、高水準の顧客活動が維持され、グループ粗利益率の大幅な回復につながった」としている。
中間報告では利益の数字は示されなかった。4月末時点の運用資産額は4570億スイスフラン(4636億3000万ドル)。昨年末と比べて5%減少した。調整後コスト/インカムレシオは63%だった。
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