開閉ボタン
ユーザーメニュー
ユーザーメニューコンテンツ
ログイン

  • 2022/05/21

NY市場サマリー(20日)ダウ反発も8週連続安、ドルは対ユーロで上昇

ロイター

[20日 ロイター] -

<為替> ドルが対ユーロで上昇。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な引き締めの動きが経済成長の足かせになるという懸念が台頭し、リスク選好度が低下した。

ドルは対ユーロで0.3%高となった。しかし、週初からの大幅な下げを補うには至らなかった。週間では対ユーロで約1.3%下落し、2月初旬以来の大幅な下げを記録した。

キャピタル・エコノミクスのジョナス・ゴルターマン氏はノートで「最近の上昇を受け、ドルは一服商状となることが見込まれていた」と述べた。

マネックスUSAのトレーディングディレクター、フアン・ペレス氏は「世界経済が上期の低迷から回復し、見通しが改善すれば、ドルは一段高となり、他の通貨にも上昇余地が存在する」と述べた。

他の安全通貨も買われた。週間では、スイスフランは対ドルで約3%、円も対ドルで約1%それぞれ上昇する見通し。

ポンド/ドルは0.1%高。週間では2020年12月以来の大幅な伸びを記録する見通し。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは4.23%安の2万9009.94ドル。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米債利回りが3営業日連続で低下した。指標10年債利回りは3週間ぶりの低水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締め姿勢を示す中、投資家が景気減速に対する懸念を強めた。

FHNフィナンシャル(テネシー州メンフィス)の金利ストラテジスト、ジム・ボーゲル氏は「景気後退の可能性は高まっているが、FRBが手を引くことはないだろう」と述べた。

フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場では、政策金利が現行の0.83%から年末には2.783%に引き上げられるとの見方を織り込んでいる。2週間前には2.9%だった。

午後の取引で、10年債利回りは7.4ベーシスポイント(bp)低下の2.7811%。一時、3週間ぶり低水準となる2.774%を付ける場面があった。

30年債利回りも7.3bp低下し2.994%。2年債利回りは3.3bp低下し2.578%。

2年債と10年債の利回り格差は20bpに縮小し、イールドカーブは再びフラット化した。

市場の注目は25日に公表される、5月3─4日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に集まっている。

BMOキャピタルはリポートで「この議論の中で、100bpとは言わないまでも、75bpの引き上げを主張するタカ派的な向きがいたと想定せずにはいられない」と指摘した。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 不安定な値動きとなった後、まちまちで終了。ダウ工業株が反発する一方、ナスダック総合は続落。S&P総合500はほぼ変わらずで引け、弱気相場入りを辛うじて回避した。

週足では、ダウが8週連続で下落し、1932年の世界大恐慌以来の最長を記録。S&Pとナスダックも7週連続での下落となり、ドットコム・バブルがはじけた2001年以来最長となった。

20日の取引で、S&Pはほぼ終日、マイナス圏で推移。一時、1月3日に付けた終値での最高値から20%超落ち込む場面もあったものの、引けにかけ、1月3日の終値から約18%安の水準まで戻した。

通常、過去1年の高値からの下落率が20%を超えると、弱気相場入りとされる。

ナスダックはこの日、21年11月に記録した終値での最高値から約27%下落した。

週足では、S&Pが3%、ダウが2.9%、ナスダックが3.8%それぞれ値下がりした。

個別銘柄では、電気自動車(EV)テスラが6.4%下落し、S&Pを圧迫。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、16年にプライベートジェットで客室乗務員の女性にセクハラ行為をしたという報道について、「完全に事実無根」と否定した。

その他の大型株も売られ、アルファベットは1.3%安、エヌビディアも2.5%安。

農業機械メーカーのディアは14%安。第2・四半期(5月1日まで)決算は、純売上高が市場予想を下回った。

一方、製薬ファイザーは3.6%上昇し、S&Pを下支えした。

また、ディスカウント小売ロス・ストアーズは22.5%急落。22年度の業績見通しを下方修正したことが嫌気された。

米取引所の合算出来高は130億株。直近20営業日の平均は135億株。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.16対1の比率で上回った。ナスダックでも1.24対1で値下がり銘柄数が多かった。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ほぼ横ばいとなった。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.90ドル(0.05%)高の1オンス=1842.10ドルだった。週間では33.90ドル(1.87%)高。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 新規材料難の中を続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.02ドル(0.91%)高の1バレル=113.23ドル。7月物は0.39ドル高の110.28ドル。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

最新ニュース ジャンルのトピックス

PR

ビジネス+IT 会員登録で、会員限定コンテンツやメルマガを購読可能、スペシャルセミナーにもご招待!