[1日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、米シティグループはロシア事業売却の可能性について現地企業と交渉を進めている。複数の関係筋の話として報じた。
消費者向け事業と商業向け事業の売却について、ロシアのExpobank、保険会社のReso-Garantiaと交渉を進めている。
ロシアの新興財閥(オリガルヒ)のウラジーミル・ポターニン氏と関連のある企業が所有するロスバンクも、シティの資産に関心を示しているという。
シティは昨年、業務合理化の一環でロシアの消費者向け事業を売却すると発表。ロシアのウクライナ侵攻後は、ロシアからの撤退を加速させ、新規顧客を一切受け入れないと3月に表明している。