- 2022/07/07 掲載
NY外為市場=ドル指数20年ぶり高値、エネルギー高がユーロ圏に影
ドル指数は0.498%上昇の107.04。一時は107.27の高値を付けた。ユーロ/ドルは0.8%安の1ユーロ=1.0184ドル。一時1%安の1.063ドルまで下落する場面があった。いずれも2002年12月以来の水準。ドル指数は年初来で12%上昇している。
クレディ・スイスのマクロトレーディング戦略のトップ、シャハブ・ジャリノス氏は、エネルギー価格が高く、米連邦準備理事会(FRB)が他の主要中央銀行より迅速に利上げを行っているため、ドルが強含みに推移していると述べた。同氏は「リスク回避の動きというよりも伝統的なマクロ要因がドル高を後押ししている」と指摘。「米国の高金利と米国に有利な交易の変化がドル高の持続性を高めている」とした。
米連邦準備理事会(FRB)が6日に公表した6月14─15日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への反応は乏しかった。
ユーロは対スイスフランでも下落し、スイス国立銀行(中央銀行)がスイスフランの対ユーロ上限を撤廃した15年以降の安値を更新。0.6%安の0.9879フランと7年ぶりの安値を付けた。
円は0.03%安の1ドル=135.92円。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.2%上昇し2万0409.69ドル。
ドル/円 NY午後4時 135.85/135.88
始値 135.38
高値 136.00
安値 134.96
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0184/1.0188
始値 1.0194
高値 1.0201
安値 1.0163
関連タグ
関連コンテンツ
PR
PR
PR