- 2022/07/07 掲載
景気動向一致指数5月は1.3ポイント低下、自動車出荷低迷響く
[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日公表した5月の景気動向指数速報は、指標となる一致指数が前月比1.3ポイント低下の95.5となり、4カ月ぶりのマイナスとなった。自動車や二輪車および関連部品の出荷低迷などが響いた。
一致指数から一定のルールで機械的に決まる基調判断は「改善を示している」で前月から据え置いた。
一致指数を構成する各種経済指標のうち、大きく下押ししたのが耐久消費財出荷指数と鉱工業用生産財出荷指数。乗用車や二輪車の出荷が減少したほか、車載用リチウム電池の出荷も減少した。
一方、原油価格上昇で卸売商業販売額は指数の引き上げ方向に寄与した。
先行指数は前月比1.5ポイント低下の101.4と3カ月ぶりのマイナスだった。自動車など最終需要財在庫率指数の悪化や新設住宅着工床面積の縮小などが響いた。
関連タグ
関連コンテンツ
PR
PR
PR