- 2022/08/18 掲載
FOMC議事要旨「利上げペースはデータ次第」、明確な手がかり示さず
この会合でFRBはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を75ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.25─2.50%とし、経済減速の兆候が見られるものの、40年ぶりの物価高に対応するため「断続的な利上げ」は適切との認識を示した。
議事要旨によると、一部の参加者はインフレを抑制するために金利を「十分に制限的な水準」に「しばらく」維持する必要があるとの見解を表明。インフレ解消に予想以上に時間がかかる可能性があり、FRBが意図する総需要の減速は「インフレ圧力の抑制に重要な役割を果たす」との考えが示された。
参加者は、FRBの決定は物価と経済全般の動向に左右されるとの考えを表明。9月20─21日の次回会合で3回連続となる0.75%ポイントの利上げが決定されるのか、利上げ幅が0.50%ポイントに縮小されるのかについて、明確な手がかりは示されなかった。
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