- 2022/08/25 掲載
独メルセデス、インドの高級EV市場で首位目指す=CEO
年内にインド市場で3車種の新型EVを投入し、同国で初めて高級EVの組み立てにも乗り出す。また将来的にはバッテリーもインド国内で製造する可能性があるという。
シュウェンク氏は「われわれは今まさにEV市場に対する積極的な攻勢を始めるところだ。今後5年間で(インドでの)販売に占めるEVの比率を25%にする」と述べた。
手始めに高級EVの「AMG EQS 53 4MATIC」を輸入し、24日に販売を開始。今後は国内で組み立てたフラッグシップセダン「Sクラス」のEV、EQSなどを年内に投入する。
AMG EQSは1回の充電の走行距離が580キロで、価格は約30万7000ドル(2450万ルピー)。
輸入車には100%の税が課せられるのに対して、国産車の税率は5%と低いため、国産の高級EVは輸入ライバル車に対して競争力を持つことができる。
シュウェンク氏は国産車に対する5%の税率について、顧客がEVに向かう「強力なインセンティブ」になると述べた。
またEVの走行距離に対する懸念を和らげるため、40分で最大80%の充電が可能な超高速充電拠点を含め、インド国内で140カ所のEV用充電ステーションを年内に設置するという。
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