• 2025/07/03 掲載

春闘賃上げ率5.25%、34年ぶり高水準 ベア3.70%に加速=連合最終集計

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Kentaro Sugiyama

[東京 3日 ロイター] - 連合が3日発表した2025年春闘の最終集計によると、基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた平均賃上げ率は5.25%となった。前年から0.15ポイント上昇し、1991年(5.66%)以来34年ぶりの高水準となった。ベア率も3.70%と前年から加速し、集計を開始した2015年以降で最も高かった。

平均賃上げ率の上昇は4年連続。構造的な人手不足やインフレの長期化などが、経営側の意識の変化を促している。

連合はベア3%以上、定昇相当分を含めて5%以上の賃上げを目安として掲げており、それを達成したかたちとなる。

傘下労働組合の要求に対する7月1日午前10時時点の企業側回答をまとめた。「平均賃金方式」で回答を引き出した5162組合の賃上げ額は平均で1万6356円、ベアと定昇を明確に区別できる3594組合のベア分は1万1727円だった。

300人未満の中小組合3677組合のベアと定昇を合わせた賃上げ率は4.65%。前年から0.20ポイント上昇し、92年(5.10%)以来の高水準となった。ベアと定昇を明確に区別できる中小2285組合のベア分は9468円、べア率は3.49%だった。

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