- 2022/10/03 掲載
午後3時のドルは一時145円台、介入後高値 すぐ反落
ドルが急変したのは午後1時過ぎ。144円後半でもみあいを続けていたドルが、特段の手掛かりのない中で上昇をはじめ、上値に控えるドル買いを誘発するストップロスを巻き込み、数分間で145.30円まで急上昇した。
その後、145円前半で10分間ほどもみ合うと、一転して売りが強まり、144.63円まで一気に下落した。その1分後には145.40円へ急反発して高値をさらに更新したが、直後に144円後半へ反落する激しい動きとなった。
市場では、前回介入が行われた145円台では、再び当局が介入などに動く可能性があるとの見方が大勢で「神経質な値動きになりやすい」(外銀)との指摘が出ていた。
さらに、超高速取引やAIといった自動売買が市場の主流となったことで「以前より素早く激しく、突然値が振れることも増えた」(邦銀)との声もあった。
鈴木俊一財務相は3日午後、円買い介入後の高値を更新したドル円の動向について「強い緊張感を持って注視している」とし、「必要に応じて断固たる措置を取ることに変わりない」と述べた。記者団の質問に答えた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 144.76/78 0.9823/27 142.23/27
午前9時現在 144.79/81 0.9791/95 141.79/83
NY午後5時 144.75/78 0.9799/03 141.86/90
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