• 2022/10/20 掲載

米住宅着工、9月は8.1%減 許可件数は1.4%増

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。


[19日 ロイター] - 米商務省が19日発表した9月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.1%減の143万9000戸となった。集合住宅が予想を上回る落ち込みとなった。

8月の着工件数は156万6000戸と、前回発表の157万5000戸から下方改定された。

ロイターがまとめた9月のエコノミスト予想は147万5000戸だった。

一戸建て住宅の着工件数は4.7%減の89万2000戸と20年5月以来の低水準。一戸建て住宅の着工許可件数は3.1%減の87万2000戸と20年6月以来の低水準となった。

オックスフォード・エコノミクス(ニューヨーク)の主席エコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「第4・四半期の着工件数は142万件と第3・四半期の146万1000件からさらに緩やかになる」と予想。「ただ、第3・四半期末の引き渡しが軟調だったことや、コスト上昇圧力が続く中で買い手の静観を目の当たりにしている住宅建設業者の悲観的な見方を考慮すると、着工ペースが一段と鈍化するリスクはある」とした。

米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めは住宅市場を著しく弱め、ほとんどの指標は2020年春の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の第1波で見られた水準まで低下している。一方、労働市場などは、FRBが需要を冷やそうとする試みにもかかわらず、底堅さを示している。

住宅ローン金利はさらに上昇した。米抵当銀行協会(MBA)によると、先週の期間30年の住宅ローン固定金利は平均6.94%で02年以来の高さとなった。その前の週は6.81%だった。

5戸以上の集合住宅の着工件数は13.1%減。ただ、8月は30%以上増加しており、パンデミック(世界的大流行)前の傾向をなお大きく上回っている。前年比は16.5%増だった。

ジェフリーズのエコノミストは「住宅ローン金利上昇のあおりを受けて一戸建ての着工件数は減少しているが、賃貸需要は引き続き非常に強い」とし、「家賃の2桁上昇は、資金調達コストが上昇しても、集合住宅の建設拡大に向けた強い動機になる」とした。

9月の着工許可件数は1.4%増の156万4000戸。22年第2・四半期の住宅投資は過去2年で最も急速に減少し、この間の国内総生産(GDP)を2四半期連続で減少させる要因となった。

住宅建設は今年いっぱい低迷が続く可能性が高い。18日に発表された10月の全米住宅建設業者協会(NAHB)/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は、10カ月連続で低下した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像