記事 金融業界 「さよなら、銀行」なぜ住信SBIネット銀行は勘定系システムを刷新したのか 「さよなら、銀行」なぜ住信SBIネット銀行は勘定系システムを刷新したのか 2021/06/28 住信SBIネット銀行は、2007年9月に開業したインターネット専業銀行である。開業以来、順調に顧客数を伸ばし、最近は提携企業に銀行サービスを提供する「NEOBANK(注1)」サービスの提供も開始した。しかし、順調に事業が拡大する一方で、それを支えるインフラにはある“懸念”が生じていた。同社は、この状況をいかにして克服したのか。そのプロジェクトの全容を責任者に聞いた。 注1:NEOBANK(ネオバンク)は住信SBIネット銀行株式会社の登録商標です。登録商標第5953666号。
記事 サーバ Windows Serverの「ホットパッチ」機能とは? 長期連続稼働の課題を解決できるか Windows Serverの「ホットパッチ」機能とは? 長期連続稼働の課題を解決できるか 2021/06/16 現在、Azureでパブリックプレビュー中のWindows Server 2019の特別なエディションに対するホットパッチ機能。長期連続稼働が難しいという、現在のWindowsの更新プログラムの管理の課題を軽減してくれるものと期待しています。
記事 OS・サーバOS リモートデスクトップと日本語IME、Windows 10の品質で2つの重大懸念 リモートデスクトップと日本語IME、Windows 10の品質で2つの重大懸念 2021/05/18 筆者はリモートデスクトップ接続やRemoteAppアプリの利用に関して、何度か相談を受けたことがあります。再現性の高い問題であれば原因を調査したり、回避策をアドバイスしたりすることはできますが、そうでない場合が多く、糸口さえ掴めないことがあります。その際に最も疑わしいのが「Windows 10の品質」だったりします。
記事 OS・サーバOS Windows Server 2022プレビューの評価は?次期サーバーOSの行方はわかるのか Windows Server 2022プレビューの評価は?次期サーバーOSの行方はわかるのか 2021/04/15 マイクロソフトは2021年3月初めに開催されたオンラインイベント「Microsoft Ignite Spring 2021」において、Windows Serverの次期LTSC(長期サービスチャネル)バージョン「Windows Server 2022」のプレビューを発表しました。2022年下半期にリリース予定のこの新しいサーバーOSは、オンプレミスおよびクラウドのインフラストラクチャの次の10年(メインストリームとしては5年)を支えることになります。
記事 サーバ HCIは結局「どう選べばよい」のか? DXインフラに最適な選び方 HCIは結局「どう選べばよい」のか? DXインフラに最適な選び方 2021/03/31 企業のITインフラは長年の運用を経て老朽化し、日々進化するテクノロジーへの対応もあって、ますます複雑化が進行している。結果として貴重な自社のIT人材がインフラの監視や障害対応に追われ、本来注力すべきデジタルトランスフォーメーション(DX)に影響が及んでいる。それに対する有効な対策がITインフラのクラウド移行であり、その足掛かりとして、昨今では、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(HCI)が注目を集めている。
記事 IT戦略・IT投資・DX ハイブリッドクラウドのサイロを解消、ITインフラを無理なく進化させる方法とは ハイブリッドクラウドのサイロを解消、ITインフラを無理なく進化させる方法とは 2021/02/12 現業をデジタルトランスフォーメーション(DX)し、新たなビジネスやサービスをスピーディに市場に展開することが企業にとっての重要なテーマとなっている。企業ITの基盤もクラウドファーストが求められ、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドを活用する企業が増えつつある。一方、それぞれの環境に新たなサイロができ上がり、管理が複雑化する課題も指摘されている。ITインフラの環境間のギャップをいかに解消し、ワークロードのポータビリティを実現するかについて、最新動向を紹介する。
記事 クラウド 「ガチガチの金融システム」をクラウドへ、地方銀行が実現した“安心安全”な移行方法とは 「ガチガチの金融システム」をクラウドへ、地方銀行が実現した“安心安全”な移行方法とは 2021/02/05 金融業界において現在急速に進んでいる「業務システムのクラウド移行」。その際に有力な手段と目されるのが、オンプレミスのVMware環境から「VMware Cloud on AWS」へのシームレスな移行だ。この移行においてどのような方式や勘所があるのか。とある地方銀行におけるVMware Cloud on AWS移行プロジェクトを例に挙げながら解説する。
記事 サーバ仮想化・コンテナ 今さら聞けない「コンテナ」基礎知識。Docker、Kubernetesは?OpenShiftの活用法も 今さら聞けない「コンテナ」基礎知識。Docker、Kubernetesは?OpenShiftの活用法も 2021/02/03 仮想化技術として近年トレンドになっている「コンテナ」技術。どういった技術なのかはわからなくとも、その用語を耳にした方も多いだろう。コンテナの関連用語である「Docker」「Kubernetes」「OpenShift」についても同様ではないだろうか?本稿では、こうしたコンテナの基礎知識について、それらが登場した背景を含めて説明していく。記事後半では、企業における活用と具体的なシステム構築方法も解説する。
記事 ストレージ DevOpsの要、コンテナ構築の盲点とは?見落としがちな「ストレージ」問題 DevOpsの要、コンテナ構築の盲点とは?見落としがちな「ストレージ」問題 2021/01/06 現在の企業ITにとって、仮想化は不可欠な技術だ。サーバからストレージ、ネットワーク……等々、さまざまなITリソースが仮想化され、ハードウェアの有効活用やコスト削減、ITシステムの柔軟な運用等に貢献している。その仮想化技術において、次のメインストリームになると考えられているのが「コンテナ」だ。ただしそこには、事前に検討しないと後々困る、見落としがちなポイントが存在する。
記事 ストレージ ヤフーのストレージ選定&構築事例 可用性、パフォーマンス、コストを追求した結果は ヤフーのストレージ選定&構築事例 可用性、パフォーマンス、コストを追求した結果は 2021/01/04 「Yahoo! JAPAN」をはじめとするメディア、「ヤフオク!」などのECサイト、最近は金融領域にも事業を拡大するヤフーは、日本で最も膨大なデータを管理・活用している企業の1社だろう。そんな同社は、日々増加する膨大なデータをどうやって管理しているのか。ヤフーのインフラエンジニアが、ストレージの選定・導入における検証、BCP/DR対策、そして可用性・パフォーマンスを両立させる取り組みについて語った。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) Windows 10更新で業務が止まる?不可逆なシステムトラブルを回避する方法 Windows 10更新で業務が止まる?不可逆なシステムトラブルを回避する方法 2020/12/16 Windows 7のサポートが2020年1月で終了し、Windows 8.1のサポート期限も2023年1月に控える中、多くの企業がWindows 10へと移行している。しかし、この移行(アップグレード)およびその後の年2回の更新(アップデート)に際して不具合が起きているという声も聞かれる。業務が停止してしまう可能性もある、この不可逆なリスクにどう備えるべきか。
記事 サーバ 本気で取り組む「SAP 2027年問題」、S/4HANAに必要な“メモリ100倍超”を実現するには 本気で取り組む「SAP 2027年問題」、S/4HANAに必要な“メモリ100倍超”を実現するには 2020/12/02 2027年末に「SAP ERP 6.0」のサポートが終了するのを受けて、インメモリデータベースを中核とする「SAP S/4HANA」への移行を検討する企業が増えてきた。そこで必要になるのが大量のメモリだ。一般的には、従来の100~200倍のメモリが必要になるとされる。一方、インテルアーキテクチャのサーバは、搭載できるメモリの上限が6TB(テラバイト)であることは、あまり知られていない。この2つの事実から浮かび上がる問題とは何か。対策とともに解説する。
記事 サーバ コロナ禍が示す高品質サーバの運用リスク、「IBM i」や「AIX」における対策は? コロナ禍が示す高品質サーバの運用リスク、「IBM i」や「AIX」における対策は? 2020/11/16 コロナ禍でリモートワークが拡大した結果、PCやビデオ会議システムなどのIT需要が喚起された。同時に今回のコロナ禍は、これまで「動いて当たり前」と思われていたITシステムが動かなくなるかもしれない、というリスクを企業に突きつけてもいる。それは、長年、多くの企業の基幹システムを支えてきた高い堅牢性・信頼性を誇る高性能なサーバでも変わらない。コロナ禍前からの課題である「デジタルトランスフォーメーション(DX)」「2025年の崖」などとともに、企業の対策を探る。
記事 IT戦略・IT投資・DX 東大 江崎教授が語る「ニューノーマル」のIT基盤、ハードから“解放”されるには 東大 江崎教授が語る「ニューノーマル」のIT基盤、ハードから“解放”されるには 2020/09/16 新型コロナウイルス感染拡大に伴うBCPやテレワーク導入のために、現在企業のシステム/ネットワークはアーキテクチャの根本的な見直しを迫られている。来るべきニューノーマル時代を見据えて、企業は一体どのような指針の下にシステム/ネットワークを構築していくべきなのか。国内におけるネットワーク技術研究の第一人者として知られる東京大学 江崎 浩教授に聞いた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 2025年の崖を乗り切る、レガシーなITインフラの課題 2025年の崖を乗り切る、レガシーなITインフラの課題 2020/07/31 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、経済の先行きが不透明な今、「運用管理コスト」が重くのしかかる従来型のITインフラが大きな足かせとなっていないだろうか。最小限の工数で効率的な運用体制を実現できるITインフラが構築できれば、今求められるテレワークでも効率的に業務をこなすことができるはずだ。
記事 IT戦略・IT投資・DX 仮想化環境のコストを「最小化」するには?押さえておきたい、HCI選びの勘所 仮想化環境のコストを「最小化」するには?押さえておきたい、HCI選びの勘所 2020/06/08 昨今のコロナショックを受け、VDI環境の整備に対する需要が高まっており、それに伴い仮想化環境の構築にも焦点が当たっている。その有力な選択肢として考えたいのが「ハイパーコンバージドインフラ(HCI)」である。これまでは認知度も低くなかなか導入が進んでいなかったが、近年は製品も成熟し採用企業も増加している。本稿ではHCIの特徴を改めて整理した上で、そのメリットを最大限受けられるベストプラクティスは何か、探っていく。
記事 クラウド 広がる“クラウド格差”、深刻化するIT人材不足でITインフラはどう変わるべきか 広がる“クラウド格差”、深刻化するIT人材不足でITインフラはどう変わるべきか 2020/05/13 グローバル化が進む今日では、世界の経済情勢、バリューチェーン、企業活動、そして人の暮らしを一変させてしまうような事態がいつでも起こりうる。そのような変化への対応力を高め、企業のサステナビリティを維持・向上させるには、ビジネス上の迅速な意思決定とアクションが必要とされるが、それをITの側面から支えるために、企業のITインフラをどう変容させるべきなのか。企業のIT革新を長くリードしてきた、日本ヒューレット・パッカード(HPE)とVMwareの2社に話を聞く。
記事 セキュリティ総論 新品のサーバも危ない? 急増するハードウェア狙いのサイバー攻撃、どう対策するか 新品のサーバも危ない? 急増するハードウェア狙いのサイバー攻撃、どう対策するか 2020/04/27 いまやセキュリティは、ハードウェアに搭載されているチップレベルから考え直すべき時代に突入しつつある。特に、昨今、注目されているサプライチェーンの脅威に対しては、ハードウェアからのセキュリティ対策が重要になってくる。ここでは、その最前線の対策をまとめた。
記事 サーバ ハイパーコンバージェンスとは何か? ガートナーが解説するHCI製品比較のポイント ハイパーコンバージェンスとは何か? ガートナーが解説するHCI製品比較のポイント 2020/04/06 1 クラウドとオンプレを組み合わせるハイブリッド・クラウドが現実解になりつつある。こうした中、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(HCI)をはじめとしたハイパーコンバージェンスが注目を集めている。ハイパーコンバージェンスとはいったい何なのか。さらにHCI製品の特徴、あるいは製品比較のポイント、各ベンダーの状況について、ガートナーのシニア プリンシパル, アナリスト、青山 浩子氏に解説してもらった。
記事 クラウド データ活用を支えるITインフラはクラウド「だけ」でよいのか? データ活用を支えるITインフラはクラウド「だけ」でよいのか? 2020/03/27 「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の掛け声のもと、いまやIT先進企業にかぎらず、あらゆる業種・業界の企業がデータを活用してビジネスの変革に取り組んでいる。では、それを支えるITインフラは、いまどうなっているのか。長年、企業のITインフラ、特にストレージまわりを調査してきたテクノ・システム・リサーチのシニアアナリスト 幕田 範之 氏に、データ活用とITインフラの最新動向を聞いた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 「KIOXIA SSDフォーラム2020」レポート 茂木健一郎氏も雄弁「今は人の変革期」 「KIOXIA SSDフォーラム2020」レポート 茂木健一郎氏も雄弁「今は人の変革期」 2020/03/16 データは記憶だ。あらゆるモノがインターネットにつながる今、あらゆる記憶がデータとなって残されている。2019年10月、東芝メモリから社名変更したキオクシアは、“「記憶」で世界をおもしろくする”をミッションに掲げている。常に業界でのリーダーシップを発揮して技術革新を起こし続けてきた同社を取り巻く、急速に拡大を続けるデータセンター市場、企業のDXを背景に伸長しているSSDの最新市場・技術動向などを紹介する。
記事 AI・生成AI 「KIOXIA SSDフォーラム 2020」レポート 2020年 手塚治虫が生きていたら、何を描く? 「KIOXIA SSDフォーラム 2020」レポート 2020年 手塚治虫が生きていたら、何を描く? 2020/03/16 東芝メモリから社名変更したキオクシアが、「Driving Transformation」をテーマに2020年1月「KIOXIA SSDフォーラム2020」を行った。キオクシアの常務執行役員 SSD事業部長である横塚 賢志氏は、IoTやDX(Digital Transformation)の潮流にフラッシュメモリが大きく貢献しており、フラッシュメモリやSSDの市場・技術動向などを紹介する目的でフォーラムを開催したと語った。
記事 クラウド ITインフラ大予測2020:今知っておくべきトレンドと、インフラエンジニアの生存戦略 ITインフラ大予測2020:今知っておくべきトレンドと、インフラエンジニアの生存戦略 2020/02/17 2010年代は大きくビジネスが変革した時代だった。それは企業のITインフラも大きく変わったことを意味する。IT情報発信サイト「Publickey」を運営し、長きにわたりその動向を見つめてきたITジャーナリストの新野 淳一氏は、どのような変化を感じているのか。また、これから先、2020年代のITインフラはどう変わっていくと予測するのか。
記事 IT戦略・IT投資・DX 「アポロ計画」成功の裏には、“進化し続ける”コンピューターシステムがあった 「アポロ計画」成功の裏には、“進化し続ける”コンピューターシステムがあった 2020/02/06 1969年7月、アポロ11号により2名の宇宙飛行士が人類史上初めて月面着陸に成功した。この米国の「アポロ計画」の裏側には、当時としては革新的だったコンピューターシステムの徹底活用があった。この画期的なコンピューターシステムのアーキテクチャは脈々と受け継がれ、今なお進化を続け、企業のイノベーションを支えているという。
記事 電源・空調・熱管理・UPS 「2025年の崖」を越えるIT運用管理、分散化するITシステム“3つの課題”を解決する方法 「2025年の崖」を越えるIT運用管理、分散化するITシステム“3つの課題”を解決する方法 2019/11/13 経済産業省のレポートで広く知られるようになった「2025年の崖」の反響もあり、デジタルトランスフォーメーション(DX)を切実な課題ととらえる企業が増えてきた。しかし、DX実現には、デジタル化したデータをどこで処理するのかも考慮してシステムを導入する必要がある。実際のDXでは、クラウドやエッジコンピューティングなど、分散化したシステム環境を運用、管理する必要が出てくる。そこに潜む課題を認識して解決しておかないと、DXの活用でつまずく可能性が高い。
記事 データ戦略 耐量子暗号を図解、量子コンピュータに解読されない「格子暗号」ってどんな仕組み? 耐量子暗号を図解、量子コンピュータに解読されない「格子暗号」ってどんな仕組み? 2019/11/05 世界初の商用量子コンピュータ「D-WAVE」の登場によって量子コンピュータ研究が世界的に活性化し、“量子時代”が訪れると一部ではささやかれるようになりました。実際にはまだまだ先の話ですが、その前に解決するべき問題があります。それは量子コンピュータの高い計算能力によって現代の暗号が解読されてしまうかもしれない、という問題です。その理由と、解読されない「耐量子暗号」の1つ、格子暗号の仕組みを図解します。
記事 データ戦略 企業のイノベーションを妨げるITインフラ「4つの課題」 企業のイノベーションを妨げるITインフラ「4つの課題」 2019/08/02 人工知能(AI)の進化、5G実用化、データ量の爆発的な増加とデータサイエンスの機運の高まり……国内外問わず、IT環境およびそれに伴う企業活動には激しい変化が起こっている。この変化をビジネスにうまく転化できる企業はさらに成長し、乗り遅れた企業は駆逐される時代だ。そのため各社、イノベーションを探っているさなかだが、そこで足を引っ張りかねないのがITインフラである。本稿ではこれから企業のデータ活用を妨げる4つの課題を説明した上で、解決策を探っていく。
記事 サーバ AWSをオンプレミス化した「AWS Outposts」、ハードウェア概要が明らかに AWSをオンプレミス化した「AWS Outposts」、ハードウェア概要が明らかに 2019/08/02 Amazon Web Services(AWS)は6月20日、同社がオンプレミス向けに開発している「AWS Outposts」のハードウェア概要をYouTubeで明らかにしました。
記事 量子コンピューター ビジネスを変える「量子コンピューターの勘所」を解説、今備えるべきことは何か ビジネスを変える「量子コンピューターの勘所」を解説、今備えるべきことは何か 2019/07/31 現在、日本でも従来型のコンピューターとは構造や特性が異なる「量子コンピューター」の開発が進んでいる。量子コンピューターと聞くとあまり馴染みがないように感じるかもしれないが、近い将来一般的なビジネスパーソンの仕事にも関係し、大きな成果を上げる可能性を持つ領域なのだ。今後、ビジネスパーソンは量子コンピューターについてどのようなことに備えればいいのだろうか。