記事 人材管理・育成・HRM STEM教育とは何か? アートを加えたSTEAM教育とは?成毛眞 氏に聞くAI時代の必須スキル STEM教育とは何か? アートを加えたSTEAM教育とは?成毛眞 氏に聞くAI時代の必須スキル 2017/01/17 「STEM(ステム)」とは、サイエンス(科学)の「S」、テクノロジー(技術)の「T」、エンジニアリング(工学)の「E」、マセマティックス(数学)の「M」を並べた造語だ。アメリカの教育現場から生まれた言葉で、最近ではこれにアート(芸術)の「A」を加えた「STEAM」といった言い方もする。元日本マイクロソフト社長で、現在はHONZ代表をつとめる成毛眞 氏に、いまSTEM教育やSTEAMに注目すべき理由について話を聞いた(2017年1月16日公開、2020年4月1日一部更新)。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 トランプ政策はIT企業にどう影響? アップルには「とどめを刺す」ことに トランプ政策はIT企業にどう影響? アップルには「とどめを刺す」ことに 2017/01/17 2016年11月8日、あとから振り返ってみても、おそらく歴史的な一日となったことは間違いないでしょう。その日、米国の大統領選挙で共和党候補のドナルド・トランプ氏が民主党候補のヒラリー・クリントン氏を破って、米国次期大統領として当選。今年1月20日に正式就任します。今回の世界ハイテクウォッチは、特別編としてトランプ政策による日米のIT企業への影響を探っていきたいと思います。
記事 人材管理・育成・HRM ソシャハラ、既読プレッシャーに要注意!ストレスを感じないビジネスチャットの使い方 ソシャハラ、既読プレッシャーに要注意!ストレスを感じないビジネスチャットの使い方 2017/01/16 企業は常に業績の拡大を目指している。その活動を支えるのが、他ならぬ社員同士の効率的なコミュニケーションである。昨今は短い文章で手軽なことから、ビジネスシーンでのチャット利用が増えている。しかし、セキュリティやコンプライアンス面の配慮、ソーシャルハラスメント(ソシャハラ)、既読プレッシャーによる社員同士コミュニケーション齟齬など、活用するためには課題も多い。ビジネスチャットを活用し、仕事を効率よく気持ちよく進めるためには、何に気を付ければいいのだろうか。
記事 メールセキュリティ 添付メール「ZIP暗号化とパスワード別送」はムダな作業なのか 添付メール「ZIP暗号化とパスワード別送」はムダな作業なのか 2017/01/12 セキュリティ業界で長らく議論されてきた「ムダ」な作業のひとつが、「暗号化ZIPメール問題」である。ビジネスルール、あるいはマナーのように浸透している「ZIPファイルの暗号化」と「パスワードの別送」だが、正直なところ面倒だと思っている人もいるのではないだろうか。今回は、暗号化されたZIPファイルを開けるためのパスワードを別メールで送る目的や、暗号化ZIPメールの代替手段となる対策などを紹介しよう。
記事 ビデオ会議・Web会議 住宅ローンのWeb申込みにオンライン接客ツール「videodesk」を活用 住宅ローンのWeb申込みにオンライン接客ツール「videodesk」を活用 2017/01/10 オンラインショッピングは手軽で便利な一方、非対面で実物を見ないまま購入することの不安や疑問が商品の到着までつきまとう。そうしたオンラインショッピングにおける課題を解決するのに最適なのが、サイト上にチャットやTV電話を設置するオンライン接客ツール「ビデオチャット」だ。最近は日本のECサイトでも「チャット相談できます」など、テキストでオペレーターと会話ができるようになったが、アメリカではオンラインで商品のデモを見せながらオペレーターと会話ができる「ビデオチャット」が普及している。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 2017年に注意すべきサイバー攻撃は? セキュリティ3社発表から大予測 2017年に注意すべきサイバー攻撃は? セキュリティ3社発表から大予測 2017/01/06 12月に入ると各セキュリティベンダーが翌年のサイバー攻撃に関する動向予測や予想を発表する。各社が持つセキュリティラボの最新情報を駆使し、来年の注意すべき攻撃やセキュリティ動向を分析した結果をブログやプレスリリースで公開する。全体のトレンドとして共通する部分はあるが、それぞれ特徴的な予測がなされている。ランサムウェアやIoT機器、自動運転やドローンといったテクノロジーのセキュリティはどうなるのか。トレンドマイクロ、シマンテック、インテルが発表した2017年のセキュリティに関するトレンドから主なものを紹介しよう。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 2016年は熊本地震や福岡道路陥没事故も発生、事業継続計画は単なる「保険」ではない 2016年は熊本地震や福岡道路陥没事故も発生、事業継続計画は単なる「保険」ではない 2017/01/05 2016年は熊本地震や福岡・博多駅周辺の道路陥没事故などが発生し、想定外の事態が起きた時の対策がいかに重要かを再認識させられた。事業継続に影響を及ぼすリスクは、自然災害や事故、さらにはサイバーテロなど実に幅広いが、これらのリスクに対して万全な対策ができていると即答できるだろうか。ビジネスが停止してしまうような事態に直面したときにも、受けるダメージの範囲を最小限に抑え、速やかに通常レベルのビジネスを継続するために、企業にはどのようなアクションが求められるのだろうか。
記事 情報漏えい対策 強力だが運用の難しい「メール無害化」、企業で導入するならここに気をつけたい 強力だが運用の難しい「メール無害化」、企業で導入するならここに気をつけたい 2016/12/22 昨今、強力なセキュリティ対策として、地方自治体を中心に「メール無害化」や「インターネット分離」の仕組みづくりが求められている。当然ではあるが、これらは地方自治体のみならず、一般企業でも非常に有効なセキュリティ施策だ。しかしメール無害化ソリューションは、強力なセキュリティ対策であるがゆえに、企業に導入する場合には念頭に入れておきたい点も多い。ここではメール無害化ソリューションの導入ポイントや企業にマッチした製品選びについて探っていく。
記事 サーバ仮想化・コンテナ 元ホンダCIOが指南!IoT時代の「データ保護」戦略とROIの考え方 元ホンダCIOが指南!IoT時代の「データ保護」戦略とROIの考え方 2016/12/22 ビッグデータ、IoTの時代は、データを蓄積・分析して、ビジネスに活かすことが求められる。すなわち、データこそが企業の命運を分けるのである。ただし、このデータは爆発的に増大しており、ますます取り扱いが難しくなっている。企業の貴重な資産であるデータをどう保護し、どう守っていけばよいのか。長年、ホンダのIT部門長をつとめ、リーマンショック、3.11の東日本大震災という危機を乗り切った経歴を持つ有吉和幸氏に、企業のデータ保護戦略やバックアップ&リカバリのROIについての考え方を聞いた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 「スマートファクトリー」実現は製造業に何をもたらすのか 「スマートファクトリー」実現は製造業に何をもたらすのか 2016/12/21 製造業におけるデジタル・トランスフォーメーション(改革)の必要性が叫ばれている。ドイツの「インダストリー4.0」や米国の「インダストリアル・インターネット」が進む中、日本の製造企業が市場の変化にいち早く対応し、顧客ニーズを満たす製品を提供するには何をすべきか。その“解”の1つとなるのが、「スマートファクトリー(工場)」だ。
記事 セキュリティ総論 セキュリティ対策への大いなる誤解、2つの図で理解する投資対効果を最大化する方法 セキュリティ対策への大いなる誤解、2つの図で理解する投資対効果を最大化する方法 2016/12/20 企業向けのセキュリティ製品には、さまざまな種類がある。それぞれに特徴があるが、確実にいえることは、単体ですべてをカバーできる製品は存在しないということだ。したがって、企業には限られた予算内で複数の製品を選び、組み合わせて、セキュリティを高めることが求められる。では、どのように組み合わせるのがベストなのか。考え方のポイントを探った。
記事 情報共有 チャットだけではもったいない? ビジネスチャット活用のカギは「Bot連携」! チャットだけではもったいない? ビジネスチャット活用のカギは「Bot連携」! 2016/12/19 昨今、「ビジネスチャット」を銘打つサービスが数多く登場している。導入やテストを検討している企業も多いだろうが、どれも似たような機能を備えているだけに、どれが自社にとって最適なのか判断が難しい。重要なポイントは、「どこまでビジネスに特化した設計がなされたサービスなのか」を読み解くことだ。ビジネスチャットは単なるメールの置き換えではなく、ビジネスの世界観をガラリと変える可能性を持つプラットフォームなのである。
記事 製造業界 「Industry of the Future」とは何か? フランスが第4次産業革命で目指す社会 「Industry of the Future」とは何か? フランスが第4次産業革命で目指す社会 2016/12/19 インダストリー4.0の本場・ドイツを中心にグローバルで製造プロセス標準化の流れが加速している。ヨーロッパ諸国では、従来からの産業構造の再編に取り組んでいるところだが、フランスのように早い段階から国を挙げて新たな施策を打っている国もある。「ロボット革命国際フォーラム」に登壇した「Alliance Undustrie du Futur(Industry of the Future)」のTahar Mellti氏は、フランスが進めている「Industry of the Future」について詳しく解説した。
記事 ネットワーク管理 SDNなど次世代ネットワークに求められる7つの要件、それを支える管理ツールとは SDNなど次世代ネットワークに求められる7つの要件、それを支える管理ツールとは 2016/12/16 ビッグデータ解析や人工知能など、いま、ITの世界では革新的なテクノロジーが次々と生まれている。それはネットワークの領域でも同じだ。ネットワークの仮想化やSDNなどの技術革新により「ネットワークは安定的に動けば十分」という従来の常識も変更を迫られている。では、次世代ネットワークに求められる具体的な要件は何か。また、それを支えるネットワークの運用・管理はどうあるべきか。アイ・ティ・アール(以下、ITR) プリンシパル・アナリスト 甲元宏明氏らが解説する。
記事 AI・生成AI イスラエル国防軍出身のベンチャーに聞く、AIによるセキュリティ対策はなぜ必要か イスラエル国防軍出身のベンチャーに聞く、AIによるセキュリティ対策はなぜ必要か 2016/12/16 セキュリティ業界は、機械学習をはじめとするAIの活用が進んでいる領域だ。AIを売りにした新興ベンチャーが市場に登場する一方で、既存のセキュリティベンダーも長年の蓄積技術をバックグラウンドに最新のAI技術を投入したソリューションを出してきている。こうした中で、セキュリティ技術にAIはどれほど有効なのか、イスラエル国防軍出身のベンチャー米サイバーリーズン社の日本法人、サイバーリーズン・ジャパンに話を聞いた。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE いつの間にか増えたIoT「スマート家電」に必要なセキュリティ対策とは いつの間にか増えたIoT「スマート家電」に必要なセキュリティ対策とは 2016/12/14 家庭内にもスマートTV、WebカメラやセンサーデバイスといったIoT機器が浸透しはじめているが、これらは特定機能に特化しており、セキュリティ機能を十分に実装できないデバイスも多い。これらをサイバー攻撃から守るために、家庭内IoT機器の攻撃や危険な通信をしないように家庭内のネットワークを監視してくれる機器が発売された。家庭内のIoTデバイスを守る方法として、このアプローチは定着するのだろうか。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 いま求められるネットワーク分離とファイルの無害化、「負荷をかけずに」実現する方法 いま求められるネットワーク分離とファイルの無害化、「負荷をかけずに」実現する方法 2016/12/12 いまや、サイバー攻撃への対策は、あらゆる組織にとって喫緊の課題だ。世界の注目が集まる2020年の東京オリンピックに向けて、攻撃はさらに高度化・複雑化、凶悪化するだろう。そこで注目されている対策が「ネットワーク分離」だ。インターネット接続用のネットワークと内部ネットワークを分離する「ネットワーク分離」の考え方は、政府、経産省、官公庁のサイバー攻撃への切り札になるのか。そこで求められる「ファイルの無害化」とは何か。最新情報を整理した。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 ドイツと日本、インダストリー4.0「標準化」の進捗状況は? ドイツと日本、インダストリー4.0「標準化」の進捗状況は? 2016/12/09 インダストリー4.0を提唱し、国家レベルで推進するドイツ。同国では、日本の経済産業省と文部科学省にあたる部門と企業の代表が集まり、全員で使える共通プラットフォームを検討している。シーメンス・ジャパン 専務執行役員 事業本部長 島田太郎 氏が、インダストリー4.0を主導している技術委員会のWG(ワーキンググループ)の活動状況を紹介した。
記事 バックアップ・レプリケーション DRからサイバー攻撃対策まで!今さら聞けない「最適バックアップ環境」構築のポイント DRからサイバー攻撃対策まで!今さら聞けない「最適バックアップ環境」構築のポイント 2016/12/08 多様なデバイスの普及とIoT技術の進展を背景に、企業は大量のデータを取得/分析して、様々な知見を獲得できるようになってきた。しかしその反面、複雑化、増大化するデータを安全かつ効率的に保存、管理することに頭を悩ませているIT部門も多い。緊急災害やランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃対策も、喫緊の課題だ。重要な企業資産となったデータをいかにして守り、どうすれば活用できるか。今求められるのは、物理/仮想の混在環境にも対応し、よりスピーディなバックアップとリストアを可能にする仕組み作りだ。
記事 政府・官公庁・学校教育 株安、ルピー安のインド経済に激震!? インドの高額紙幣廃止問題とは 株安、ルピー安のインド経済に激震!? インドの高額紙幣廃止問題とは 2016/12/07 先月、インド株式相場の代表的な指標「S&P・BSEセンセックス」が、11月としてここ5年で最悪の月間パフォーマンスを記録した。通貨ルピーは対ドルで過去最安値1ドル=68.8650ルピーをつけた。インド金融市場のかく乱要因として、先月8日、インドのナランドラ・モディ首相が500ルピーと1,000ルピーの廃止を発表し、その動きに投資家が反応したこともあると言われている。ではこの高額紙幣廃止の狙いは何なのか。アジアでのビジネスを支援するエクシール・エフ・エー・コンサルティングの現地コンサルタントが解説する。
記事 製造業界 欧州の隠れ工業国「チェコ」がドイツと提携するワケ 欧州の隠れ工業国「チェコ」がドイツと提携するワケ 2016/12/06 インダストリー4.0の本場・ドイツは、EU諸国を巻き込みながら、製造業におけるグローバル標準化を推し進めている。実は、そのドイツの隣に位置するチェコ共和国も、ヨーロッパ屈指の工業国だ。同国はインダストリー4.0を受けて、いち早くドイツとの連携を表明した国でもある。「ロボット革命国際フォーラム」に登壇したチェコ工科大学プラハ校 チェコ情報 ロボティクス サイバネティクス研究所(以下、CIIRC)のVladimir Marik教授は、チェコ版インダストリー4.0ともいえる「Prumysl 4.0」について解説した。
記事 セキュリティ総論 SSOの基本と導入・比較方法をIDCに聞く、IDaaSやフェデレーションに注目のワケ SSOの基本と導入・比較方法をIDCに聞く、IDaaSやフェデレーションに注目のワケ 2016/12/05 「シングルサインオン(SSO)」は、1回のログインで、複数のシステムを利用可能にする仕組みのことだ。ID、パスワードが異なる複数の業務システムを抱える企業にとっては、ユーザーの利便性の向上はもちろん、セキュリティ・ガバナンスの強化にも効果的だ。しかし、企業システムのクラウド化に伴って、フェデレーションSSO(FSSO)やIDaaS(ID as a Service)なども広がりを見せている。IDC Japan ソフトウェア&セキュリティ リサーチ マネージャー 登坂恒夫氏に、シングルサインオンの基礎と製品比較のポイント、最新動向などについて話を聞いた。
記事 業務効率化 京王電鉄バスとゆうの森がkintoneでたどりついた業務改革のカギとは 京王電鉄バスとゆうの森がkintoneでたどりついた業務改革のカギとは 2016/12/05 市場も労働人口も先細りする少子高齢化社会において、多様性の確保と、あらゆる人が働きやすいワークスタイルを確立するための業務改革が必要になる。京王電鉄バスは、サイボウズが提供するkintoneを活用し、情報システム部門が業務を改革する体制を構築した。同じくkintoneを活用して業務改革を実践した愛媛県の医療法人ゆうの森は、業務改革を経て「命との付き合い方」に向き合った。京王電鉄バスとゆうの森が、kintoneを活用してたどりついた業務改革のカギとは何なのか。
記事 市場調査・リサーチ 2017年、給与アップ率が高い! と期待できるIT分野の職種トップ10 2017年、給与アップ率が高い! と期待できるIT分野の職種トップ10 2016/12/02 米Robert Halfは、2017年に給与の上昇率が高いと見込まれるIT分野の職種を発表しました。
記事 ロボティクス ドローン・ジャパン春原久徳氏が解説する2020年ドローン市場、産業構造、活用事例 ドローン・ジャパン春原久徳氏が解説する2020年ドローン市場、産業構造、活用事例 2016/12/01 ガジェットとして注目を集めたドローンも、今や開発と活用が進み、IoTの一部としてビジネスシーンでの存在感を増している。IoTと合わせてあらゆる産業での活用が進むドローンビオジネスでは今何が起きていて、これからどうなるのか。ドローンコミュニティ「ドローンクラスター」を主宰し、ドローン・ジャパンの取締役会長も務める春原久徳氏がドローン産業の構造、市場規模、活用事例、具体的な技術をわかりやすく解説する。
記事 医療業界 6つの販社統合で複雑化…ココカラファインがクラウド化で実現した1,300店舗改革 6つの販社統合で複雑化…ココカラファインがクラウド化で実現した1,300店舗改革 2016/11/30 全国1,300店舗以上のドラッグストア・薬局を展開するココカラファイン。同社は管理業務の効率化と付加価値業務時間の創造を実現するため、新たなプラットフォームに店舗システム業務を集約する「店舗改革」を実施した。販社統合により複雑化し、現場に大きな混乱をもたらしていたシステムを、いかにしてまとめ上げたのだろうか。尾池 泰之氏と黒木 克明氏が明かした。
記事 バックアップ・レプリケーション データ活用進展で「板挟み」に陥る3つの課題、こうすれば解決できる データ活用進展で「板挟み」に陥る3つの課題、こうすれば解決できる 2016/11/29 これからの企業の競争力の源泉がさまざまな「データ」にあることは論を待たない。しかし、このデータをどう具体的に活かしていくのか決めあぐねている企業も多いのではないだろうか。そこで言われる決まり文句が、「使わないかもしれないけどとりあえずとっておいて」という言葉。データの質が多様化し、データ量も爆発的に増えている中で、これは言わば無理難題をふっかけられているに等しい。企業の担当者はこうしたデータの課題にどう立ち向かっていけばよいのだろうか。
記事 製造業界 ウクライナ「大規模停電」で注目、重要インフラのセキュリティはどうすれば守れるか ウクライナ「大規模停電」で注目、重要インフラのセキュリティはどうすれば守れるか 2016/11/25 2015年12月、ウクライナで発生した大規模な停電。被害規模140万人とも言われるこの停電の原因は、サイバー攻撃によるものと発表され、国が公式に重要インフラに対するサイバー攻撃を認めた例としても注目された。攻撃の詳細は解明されていない部分があるが、各機関の調査の中で制御システムのシリアルインターフェイスの脆弱性が浮かび上がった。以前に話題になった産業制御システムの問題とほぼ同じ構図だが、昨今のIoT時代への影響を考えてみたい。
記事 ITコスト削減 売上2500億超のアズビル、経費削減“1億円”を見込む「AWSでのSAP導入法」を明かす 売上2500億超のアズビル、経費削減“1億円”を見込む「AWSでのSAP導入法」を明かす 2016/11/24 アズビルは現在、グループ会社を含めて1万人弱の社員を抱える企業である。ビルの空調設備や、工場プラットフォーム関連の事業でよく知られており、2016年3月期の連結売上高は2569億円に上る。同社は長らくオンプレミスでSAPを利用してきたが、いくつかの課題からクラウドへの移行を決意。最終的に選択したのがAWSだった。導入までの背景や、4年間で約1億円とも試算された経費削減効果など、同社の業務システム部 運用管理Gr グループマネージャ松原 健氏が明かした。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 働き方改革でVDIが本格化、「リモートPCアレイ」はコストの壁を壊せるか 働き方改革でVDIが本格化、「リモートPCアレイ」はコストの壁を壊せるか 2016/11/22 企業にとって、仮想デスクトップ(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)はメリットの多いテクノロジーだ。セキュリティの強化を筆頭に、BCP/DR対策、在宅勤務をはじめとするワークスタイル変革にも役立つ。ただし、現実に導入検討を開始すると、コストや開発期間の問題に直面し、導入を断念するケースも少なくない。しかし、アセンテックとAtrust Computer(以下、Atrust)が共同開発した「リモートPCアレイ」であれば、従来のVDIの問題点を一気に解決できるという。両社に、そのコンセプトと機能の詳細を聞いた。