記事 セキュリティ総論 悩めるハイブリッドワーク対応、「すべてクラウド」で本当にOK? 忘れがちな9つの視点 悩めるハイブリッドワーク対応、「すべてクラウド」で本当にOK? 忘れがちな9つの視点 2023/10/11 テレワークやオフィスワークなど複数の働き方を組み合わせるハイブリッドワークは、今や企業戦略の1つとなっている。しかし導入にあたっては、クラウド化への移行やセキュリティ対策など、やるべきことは山積みだ。本稿では、ハイブリッドワーク導入における課題や、効果的かつ現実的な方法を解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 米国は2,500万円なのに…、日本のトラックドライバーが全然「稼げない」根本理由 米国は2,500万円なのに…、日本のトラックドライバーが全然「稼げない」根本理由 2023/10/06 米国のトラックドライバーの報酬額が話題だ。小売大手のウォルマートは新人ドライバーでも年間で最高約1,400万円、物流大手のUPSのドライバーは最高約2,500万円で、全体の中央値で見ても約676万円だ。対して日本国内のドライバーは、平均年収(全日本トラック協会の資料より)だが、大型車で477万円、中小型車で438万円である。高度な運転を要するドライバーでも700万円が散見される程度で、最高年収1,000万円はほど遠いのが実情だろう。しかし日本においても稼げた時代はあった。なぜこれだけの差が開いたのか。日本のトラックドライバーが、年収1,000万円以上を稼ぐ方法はないのだろうか?
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 日本独特の「ハロウィン」市場、USJはAdoとコラボ、知られざるホラービジネスの秘密 日本独特の「ハロウィン」市場、USJはAdoとコラボ、知られざるホラービジネスの秘密 2023/10/05 新型コロナの感染拡大で自粛気味だったホラーアトラクション・イベントが活気を取り戻している。元々ホラーの人気は根強く、遊園地のお化け屋敷は昔から稼働率の高いアトラクションとして重宝されてきた。近年は多彩なアトラクションやイベントが次々に登場しており、集客施策や地域活性化策として活用されている。こうしたホラーの人気は、かつて日本には合わないと思われていたハロウィンの定着を後押しし、最近ではゾンビが出没するイベントも各地で見られるようになった。そこで本稿では、ホラーアトラクション・イベントの最新動向とともに、経済的な効果などについてひも解いていく。
記事 流通・小売業界 北海道では「セイコーマート」が断トツ強い? 王者セブンイレブンですら勝てない理由 北海道では「セイコーマート」が断トツ強い? 王者セブンイレブンですら勝てない理由 2023/10/03 2 ここ数年、店舗数を増やして売上を伸ばすという、コンビニの既存のビジネスモデルが通用しなくなってきている。2010年代ごろから、過剰出店による経営悪化に関する問題が露呈しはじめ、2018年には公正取引委員会による調査を経て、「年中無休」「24時間営業」「ドミナント出店(地域内への過密な出店)」などには課題があるとして、改善要請がなされた。こうした経緯を経て、コンビニの出店拡大スピードが抑制される中、2020年からコロナ禍で大打撃を受け、縮小ムードが高まっている。大手3社は既存のビジネスモデルをどう変えていけば良いのだろうか。そのヒントは北海道の最強コンビニ「セイコーマート」の店舗設計にありそうだ。
記事 ロボティクス いまだ「人手頼み」物流業界の深刻、これからの本当の危機をロボットは支えられるか いまだ「人手頼み」物流業界の深刻、これからの本当の危機をロボットは支えられるか 2023/10/03 1 あらゆる業界が人手不足だ。物流分野でのロボット活用は、ついに必要性を認められるに至り、物流の展示会でロボットが出てくるのは当たり前になった。新しい技術も続々と登場している。だが現場での活用はまだまだ不十分だ。「未来の物流」を支えるために、今後のロボット技術は何ができるのだろうか。
記事 クラウド クラウド市場「超」詳細、AWS・マイクロソフト・グーグルらの顧客業種・規模・地域 クラウド市場「超」詳細、AWS・マイクロソフト・グーグルらの顧客業種・規模・地域 2023/10/03 2 企業のデジタル化への取り組みの強化、SaaS(Software as a Service)の導入促進によって、世界のクラウド市場は拡大傾向が続いています。この記事では、ドイツの市場調査会社IoT Analytics(IoTアナリティクス)社の市場調査レポート「クラウドプロジェクトの世界市場(2023年)」から、AWS、マイクロソフト、グーグル、オラクル、アリババの主要ベンダー5社が提供する7000件の顧客導入事例を分析し、主要5社の市場における位置付けと洞察、および世界のクラウド市場について紹介します。
記事 金融セキュリティ 2連続DX銘柄「みんなの銀行」はセキュリティもスゴい、“攻守両立”できるワケ 2連続DX銘柄「みんなの銀行」はセキュリティもスゴい、“攻守両立”できるワケ 2023/09/29 デジタル化、DXへの取り組みと高度な情報セキュリティの両立は、いま、多くの金融機関が直面している課題だ。それは、2021年5月、フルクラウドのデジタルバンクとしてサービス提供開始したみんなの銀行も変わらない。ただし、ほぼすべてのシステムをクラウド上に構築し、DX銘柄2022、2023に選定されたふくおかフィナンシャルグループの子会社である同社の考え方、課題への取り組み方は、他の金融機関とは何かが違うはずだ。その違い、もしくは共通点について、同行のセキュリティチームの責任者に聞いた。
記事 株式・債券市場・資金調達 ウーバーやズームなど有名企業がずらり、いまお買い得な「ソフトウェア株」9社とは? ウーバーやズームなど有名企業がずらり、いまお買い得な「ソフトウェア株」9社とは? 2023/09/29 ソフトウェア・アプリケーション株は2022年に大きな損失を被ったが、2023年に入って回復してきた。リターンは上昇しているものの、ライドシェアリングのプラットフォームであるリフトや、ビデオ通信技術企業のズーム・ビデオ・コミュニケーションズといった優良銘柄が現在、割安な株価となっている。いまお買い得なソフトウェア銘柄9社を解説する。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR 産業用AR市場「年率39%」成長、いち早くいすゞ自動車やエアバスが動く納得の理由 産業用AR市場「年率39%」成長、いち早くいすゞ自動車やエアバスが動く納得の理由 2023/09/28 IKEAの家具ARアプリ『IKEA Place』やスマホゲーム『Pokemon GO』など、一般消費者向けのコンテンツとして利用が進むARテクノロジーだが、少しずつ産業領域での利用も拡大しつつある。特に自動車や航空機産業などで導入が進んでおり、ドイツのバス/トラックメーカーのMANや欧州の飛行機製造メーカーのエアバスがその代表例だ。MANやエアバスは、AR技術を何に活用しているのだろうか。
記事 AI・生成AI GPT-4とは何か? 仕組み・GPT-3.5との違い・技術的に優れた点をわかりやすく解説 GPT-4とは何か? 仕組み・GPT-3.5との違い・技術的に優れた点をわかりやすく解説 2023/09/28 1 2022年11月に登場し、世界に大きな衝撃を与えたChatGPTでしたが、GPT-3.5が登場した当初は、人間に比べて精度に劣る点も多々見られ「こんなものか」と思われてしまう部分もあったかもしれません。特に日本語の精度は低く、全体的に実用的な水準ではありませんでした。しかし、そのような評価はGPT-4の登場により大きく覆ることになります。GPT-4は人間ですら難しいとされる国家試験の数々を上位通過する性能を見せ、多くのタスクにおいて人間と同等以上の結果を残せるほどに成長したのです。本記事では、そんなGPT-4について解説していきます。
ホワイトペーパー ウイルス対策・エンドポイントセキュリティ 高知県庁の「次世代アンチウイルス」のスゴさ、6500台刷新で業務効率向上&コスト削減も 高知県庁の「次世代アンチウイルス」のスゴさ、6500台刷新で業務効率向上&コスト削減も 2023/09/27 高知県の行政機関である高知県庁は、2019年度からデジタル化の取り組みをスタートしている。デジタル活用の推進には、セキュリティ対策は欠かせないが、同庁は既存のアンチウイルスソフトに関して3つの課題を感じていたという。そこで、2022年の既存セキュリティ製品の保守期間終了を機に、「次世代アンチウイルスソフト」(NGAV)に刷新した。それにより、業務端末6500台の脅威対策が強化されただけでなく、業務効率の向上、運用コストの削減も実現したという。本書は、その詳細な経緯を紹介する。
記事 インボイス・電子帳票 もう逃げられない、ついに始まるインボイス「超分かりやすい」対応策を税理士が解説 もう逃げられない、ついに始まるインボイス「超分かりやすい」対応策を税理士が解説 2023/09/27 もう逃げられない、いよいよ始まるインボイス制度「超分かりやすい」対応策を解説 2023年10月から導入されるインボイス制度。さらに、2024年1月からは改正電子帳簿保存法への対応が義務づけられる。両法律への対応は、業種や規模を問わず関係するすべての事業者で必要となる。これらの制度、具体的にどのような対応が必要なのかを税理士がわかりやすく解説する。
記事 金融ガバナンス・内部監査 「金融行政方針2023」を読む、国はNISA刷新前に金融ビジネスを健全化できるか? 「金融行政方針2023」を読む、国はNISA刷新前に金融ビジネスを健全化できるか? 2023/09/27 金融庁は8月29日、今後1年間における政策面、監督面での活動の方向性を示す「2023事務年度金融行政方針」を公表しました。NISA制度の刷新を中心とした投資促進策が動き出す中、複雑な仕組債の不適切な勧誘など問題発覚が相次いだ金融商品販売サイドのビジネス健全化に向け、当局はどのような姿勢で臨むのか。フィンテック分野ではどのような動きがあるのか。官民への取材を基に行政方針を読み解きます。
記事 環境対応・省エネ・GX AGCやキリンも活用、サステナビリティデータが「宝の山」になるワケ AGCやキリンも活用、サステナビリティデータが「宝の山」になるワケ 2023/09/27 GHG排出量、削減目標、原単位、オフセット量、削減貢献量……国内外で社会の持続性向上を目指した企業情報開示のルール整備が進められる中、サステナビリティ関連データ(以下、サステナビリティデータ)への注目が高まっています。国の報告書でも各企業の事業戦略に活かすべきとの提言が盛り込まれていますが、とある専門家は「日本企業はデータの使い方が極めて下手」と指摘するなど、官民の温度差も否めません。サステナビリティデータとはそもそも何なのか、同データは活用することができるのか。報告書が「好事例」と位置づけるAGC・キリン・不二製油の3社の取り組みと合わせて解説していきます。
記事 AI・生成AI 生成AIでビジネスはどう進化する?最強タッグ「マイクロソフト×エヌビディア」の責任者に聞いてみた 生成AIでビジネスはどう進化する?最強タッグ「マイクロソフト×エヌビディア」の責任者に聞いてみた 2023/09/26 2023年5月23日、米マイクロソフトが開発者向けに開催した年次イベント「Microsoft Build 2023」において、マイクロソフトとエヌビディアの提携が発表された。具体的な内容は、エヌビディアの「NVIDIA AI Enterprise」をマイクロソフトの「Azure Machine Learning」で使えるようにするというものだ、その意義も含めて、両社のキーパーソンに日本企業の生成AIへの取り組み、課題、今後の展望について話を聞いた。
記事 AI・生成AI 【独占】生成AIカオスマップ2023、分野別調査でみえた「128の使えるツール」とは 【独占】生成AIカオスマップ2023、分野別調査でみえた「128の使えるツール」とは 2023/09/25 ビジネスでAI(人工知能)の活用が必要不可欠になってきました。今年初頭からは、ChatGPTやStable Diffusionなどの生成AIが登場し、これまでとは比較にならないくらい「AIの現場活用」が見込まれています。一方、生成AI市場はまだ新しいマーケットのため、多くの人々がどのようなサービスがあるのか、正確に知ることが難しいのではないでしょうか。本稿では、企業のAI活用を推進する立場から国内外の生成AIツールをまとめたカオスマップ作成した木内 翔大氏が、現状を解説します。
ホワイトペーパー データセンター・ホスティングサービス 生成AIにDX…経営層の期待にどう応える? IT部門を「運用の三重苦」から解放するには 生成AIにDX…経営層の期待にどう応える? IT部門を「運用の三重苦」から解放するには 2023/09/25 生成AIやゼロトラストセキュリティなど、経営層からIT部門には「新たなテクノロジーに対応せよ」との要求が日増しに高まっている。しかし、IT部門の人的リソースは、既存のITインフラの運用に注がれており、経営層からの要求に応えるのは難しい状況だ。データセンターに設置されたITインフラの大きな課題は、主に「運用性」「拡張性」「セキュリティ」の3つ。本書は、データセンターを中心としたITインフラの運用管理の課題を解決し、新たな施策に向けた工数を確保するためのアプローチについて解説する。
ホワイトペーパー 衛星通信・HAPS・NTN 「ローカルブレイクアウト」にSD-WANは不可欠? 安価に取り組んではいけない4つのワケ 「ローカルブレイクアウト」にSD-WANは不可欠? 安価に取り組んではいけない4つのワケ 2023/09/25 クラウドの利用増加などを背景に、多くの企業でインターネットトラフィックが急増しており、その対策として、データセンターを経由せず各拠点から直接クラウドアプリケーションにアクセスさせる「ローカルブレイクアウト」が注目されている。そこで必要となるのが「SD-WAN」だ。SD-WANを使わずに、すでに導入済みの安価なUTMを使う方法もあるが、多くの課題があり、目的を果たせなかったというケースが多いという。本書は、ローカルブレイクアウト実現のためにSD-WANが必要な理由や、UTMが厳しい理由など解説する。
記事 AI・生成AI 生成AIは「過度な期待」、それでもオールジャパンで推進する「AI施策」まとめ 生成AIは「過度な期待」、それでもオールジャパンで推進する「AI施策」まとめ 2023/09/21 生産性の向上や新たなビジネスチャンスの創出、社会課題解決への寄与など、生成AI(ジェネレーティブAI)の活用がさまざまな領域で広がりをみせている。米ガートナーの「先進テクノロジーのハイプサイクル:2023年」では、生成AIは「過度な期待」のピーク期に位置づけられるなど、注目度はピークに達している。一方、生成AI関連技術は、OpenAIはじめ、マイクロソフト、グーグルなどの海外ビッグテックが大きくリードしており、日本の産業競争力や経済安全保障などの観点から懸念の声もある。今回は生成AIの市場動向も踏まえつつ、政府のAI戦略の取り組みを産業政策の観点から解説する。
記事 金融セキュリティ 狙われやすい脆弱性とは? 攻撃者視点に立つと見える“セキュリティ対策の優先順位” 狙われやすい脆弱性とは? 攻撃者視点に立つと見える“セキュリティ対策の優先順位” 2023/09/21 近年、サイバー攻撃者にとっての「アタックサーフェス(攻撃対象)」が拡大している。拡大し続けるアタックサーフェスに、潜在的に存在する脆弱性のうち、どの脆弱性から優先的に修復を進めるべきか?判断基準に悩まされる。もし攻撃者の立場からそれらの脆弱性を見たとき、同じ目的が達成できるのであれば、何を基準にどれを選ぶだろうか。本記事では、攻撃者が優先的に悪用しようとする脆弱性の見極め方を解説する。